ギリシャ神話 オリオンと排卵

ギリシャ神話に登場するオリオン、
冬を代表するオリオン座として有名だが、
オリオンの本質は、卵細胞。

オリオンの語源はわかっていないが         ギリシャ語のオーオンは、卵を意味しており、
これがオリオンの語源だろう。

オリオンの系譜は、
ゼウス(白い牡牛)とエウローパに遡る
クレタ島でミーノース他二人の息子を生む
ミーノースはパーシパエーと結ばれ
エウリュアレーが生まれ、エウリュアレーはポセイドンと結ばれでオリオンが誕生する。
(一説では、女人国アマゾーンの女王が母)

クレタ島は、クリエイトの地、創造の場所を意味するのではないか
後述するが、エウローパとゼウスの結びつきは、視覚の獲得を意味しており、これが生命の多様性を促進したのである。

生命の多様性の発展は、そのまま生殖の機能に受け継がれる。

減数分裂

ミーノースは、マイナスを象徴していると思う
生殖細胞が減数分裂する事で、遺伝的多様化を生じさせ、環境変化への対応や進化に貢献しているからだ

妻パーシパエーの系譜を遡ると
ティターン12神のヒューペリオーンと
同じく12神のテイアーが結ばれて

太陽ヘルメース
月セレネー
曙エーオース

が生まれ、

ヘルメースがペルセーイスと結ばれて

パーシパエー
キルケー(魔女、薬学)

が生まれる。

この系譜は、目覚めー発現を導くもの

幼児期や思春期や老年期

細胞の活性サイクルを決めている部分。
これも後述するが、太陽ヘーリオスは
美の女神アフロディーテと軍神アレースの不倫を
密告するが、二人が象徴するのは第二次性徴
アフロディーテが性腺刺激ホルモン、
軍神アレースが副腎皮質刺激ホルモンにあたるのは
すでに明らかにした

生殖可能となる時期の発現を導くのが役割
なので、後にオリオンの失明した目を治す役割が与えられるのだ

パーシパエーは、減数分裂のスイッチ因子

マイオーシン

にあたる。

減数分裂をする生殖細胞は卵子、精子
ポセイドンは外胚葉由来の外生殖器を象徴

こうして卵細胞オリオンが誕生する

女人国アマゾーンは、つまり卵巣を象徴している。

オリオンは生まれた時から早熟であった。
卵細胞は、胎児の時に既に700万個あり、
新生児期に200万個に減少
思春期まで休眠しながら20万個まで減少
思春期の到来により、卵細胞は成熟可能となり
排卵されるようになる。

オリオンはある事件を起こして失明する。
つまり休眠状態をさす。
それが曙の女神エーオースと出会い、
その兄太陽ヘーリオスに目を治してもらう
思春期の到来
生殖可能な状態に変化

そして月の女神アルテミスと恋に落ちる
月アルテミスは月経周期を象徴

アルテミスの兄アポロンはこれを引き裂く

太陽アポロンは24時間周期を象徴

こうして排卵された卵子の寿命は24時間となった

オリオンが狩猟が得意なのは、精子を捕まえるのが上手いからだろう

オリオン座には、たくさんの星を生み出す場所があるのも、この物語を象徴している。


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