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北斗七星と神倭伊波礼毘古

神倭伊波礼毘古は神武天皇の古事記での表記である。
神武天皇は、日本の始祖とされる。

神武天皇は
天下のまつりごとを平らけく聞こうと、東に向かう。
東の空には様々なサインが乱立していたものを統合し、法則化したという意味だろう。

最初に結論から言うと、神武天皇は北斗七星を指す。

神武天皇の祖父日子穂穂出見命は、北極星トゥバーン。その祖母豊玉毘売は海神の女、豊む玉、オリオン座。
海神は黄道を指す。
この頃、春分点はオリオン座方向となっている。
北極星と黄道上の星との関連性に気付いた。

2人から生まれた天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命。
春分点。

鵜は声符が弟。
弟は韋の紐でものを束ねる形。
韋は、卜辞に四方の方神と風神の名がみえる。
韋風は西方の神がおこす風。日月の長短を司るという。
鳥は風の象徴であるから、鵜は西風を暗示する。
西方は葺草葺不合。
東と北と南の空で纏り事を行った。
西の空の観測不在で空の情報を重ね合わせた。
天津は、春分点、夏至点、秋分点、冬至点がある。
日子は北の光、日高は南中、天体の運行上のポイントを作った。

春分点は移動する。
玉依毘売は黄道上に位置する牡牛座アルデバラン。
アルデバランを中心に東に半円を描くと
しし座レグルス、北斗七星ミザール、ウミヘビ座アルファルド、りゅうこつ座カノープスが位置する。

2人の子4柱
五瀬命はレグルス
海原に入った稲氷命はカノープス(南半球よりのため、北半球からは見えにくい)
常世に渡った御毛沼命はアルファルド(古代航海用星として重要視されていた)
そして若御毛沼命またの名は豊御毛沼命またの名は神倭伊波礼毘古は北斗七星ミザール。

春分点が中心の世界観が誕生した。
神武天皇が複数の名をもつのは、ミザールから北斗七星全体の骨格が出来上がったからだろう。

北斗七星が出来上がる物語が、神武東行。
北の空から東の空の法則を導くために。
そしてその観測が行われていた場所が、多知夜麻。
越koshiは、星hoshiの国。
古代グリニッジ天文台があった。










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