英語漫才その2
道案内で英語漫才をするのにノリノリの5年生。
2時間目はネタづくりだ。
ワークシートには元ネタと変えるべき部分、その横に日本語訳を提示。
そしてミライシードのオクリンクに、変える場所がはっきり分かるように( )をつけて英文を送っておいた。
( )の中には、Google翻訳で訳した英語をコピペして入れる。
コンビで話し合ったネタをGoogle翻訳にかけて英語へ。必ず逆翻訳して自分が言いたいことになっているかの確認をする。オッケーであればコピーしてオクリンクの( )にペーストする。( )は消す。
「ネタづくりが完成したらiPadを持って先生のところに来ましょう」と言っている。
コンビでいそいそとやってくる。
ざっと目を通すと面白さがよく分からないネタがある。「これは何がオモローポイントなの?」と聞いて、整理してアドバイスする。英語なので、よりシンプルにした方がいいと伝え、ネタの練り直しを伝える。
あるいは、英文がとても難しくなってしまっている場合もある。「これは聞いてるみんなに伝わらないんじゃないかな。どうやって面白さを伝える?」と聞く。「ジェスチャーで表現する」「あらかじめみんなに単語練習してもらって覚えてもらう」「絵を描いて分かりやすくする」「ツッコミ役の方が日本語で言い直す」などのアイデアが出てくる。「なるほどね。じゃあ、みんなが笑えるように頑張れ」と励ます。
私のチェックに通ったら次は発音練習だ。
オクリンクに打ち込んだ英文をコピーしてGoogle翻訳にペースト。とにかく英文を聞いてマネをする。そして音声入力をしてGoogle翻訳がきちんと聞き取ってくれたら大丈夫。ボケとツッコミに分かれて自分の担当の英文をGoogle翻訳さんに聞き取ってもらえるように、ひたすら練習だ。
この後は発音チェック。そして覚えてジェスチャーを作り込んでいくことになる。
授業が終わって、ワークシートのファイルを持つお手伝いをしてくれた子が「4年の時は、英語の歌を歌ったり、ゲームしたり、それはそれで楽しかったんやけど、5年になって落語したり漫才したり、他の学校と交流したり、めっちゃ大変やけど、めっちゃ面白い。毎回ワクワクしてテンションガチあがるねん」と言ってくれた。思わず「マジでっ?ひゃっほー」と小躍りしてしまったよ。