いきなり二日酔い
今日から頑張ろうと思った矢先、いきなり二日酔い。昨日飲みすぎたみたい。五年前くらいにお世話になったインターネット調査会社の担当の子が大学の後輩なんだけど、久々に会おうってことになって池袋の西口で飲んだ。いまはもう転職されて、僕とは全然関係のないソフトウェア系の会社で働かれているみたいなんだけど、なんか……すごい、かっこよかった。
独身だからできることなんだろうけど、どんどんキャリアアップして、自分を磨いて成長して、お金を稼いでっていう人生も魅力的だな、と無いものねだり。家族がいるとどうしても転職とか諸々、億劫になっちゃうよね。まあ、俺は現状維持でいいや。のんびりがいちばん。無理は難病のもと。あれ、そんな言葉あったっけ。
昨晩、知らぬ間に酔った勢いでなのか、バイト時代の後輩の女の子に電話していた。当時の僕は二十四歳とかで彼女は十八。あのころはみんな若かった。今朝になって「二日酔いです。電話気づきませんでした。おはようございます」とLINEが来ていて、ようやく電話していたことに気がついた。「俺も二日酔い。酔って電話したみたい。失礼しました。また飲もう」とお返事。今日も世界は平和だ。
TATEditorというアプリがいいらしい。ワープロアプリ。Wordが使いづらいのはなんとなく気がついていたけど、同人小説を作るにあたって、便利で簡単な機能が揃っているとのこと。本当は今日、それを駆使してばりばり自作を校正してPDF化までやってみよう……と思っていたのだけど、まさかの二日酔い。
今日はダウンロードまででいいや。
それができれば、まあ一歩前身。のんびりでもいい。前に進むことが大切だ。
いま、うつ伏せでぐったりとなりながら日記を書いている。目の前に僕と同様にぐったりとした小さなカメのぬいぐるみがいる。きっと、こいつも昨晩飲みすぎたのだろう。「お互い大変だな、のんびりいこうぜ」と言われた気がした。お前と一緒にするな、と返したくなったけど、身体がだるすぎてそんな元気もでない。
ひとまず夕方までにはダウンロードしよ。いろいろといじくるのは明後日からだ。ああ、飲みすぎた。
つづく
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