ゆきか旅
江差に行ってきたぞい。
「江差の五月は江戸にもない」っていってな、ニシン漁で栄えた当時は大変な賑わいだったらしい。
目的はいくつかあるが、まずはこれが見たかった。
榎本艦隊の旗艦『開陽』じゃな。『開陽丸』でもいいんじゃが、軍監だから丸を付けないで呼びたいところじゃな。
オランダで建造されていたときの仮の名前は『フォールリヒター』。格好いい名前じゃろ。夜明け前という意味じゃ。
格好いいよなー。
わし、榎本武揚という人が大好きなんじゃが、開陽も大好きじゃ。
進水式のときの記念晩餐会のメニューだそうじゃ。
せっかくだから、再現したものを食べさせてくれる店があればいいのにな。
模型とスペック!
ぶっちゃけ、明治新政府軍の軍艦とは比べものにならない高性能じゃな。もし戦っていたら圧勝したことじゃろう。
結局、開陽は一度も戦火を交えることなく沈没してしまうのじゃがな。
これはお土産のサブレと醤油。
江差の人は、醤油のことをしょんぶと呼ぶのじゃろうか?
そして旅のもう一つの目的、江差グルメじゃ。
ほかにも買ったが、じつはこの『あきあじ最中』というのが食べて見たかったのじゃよ。
これは、山田屋のイチゴ大福とモカ大福。
これは、ぱんやベッキーのパンたち。
そして、吉田酒店のコロッケじゃな。
美味かった。
この店には、ラグドール(ねこ)が2匹いるそうじゃ。
ゲンちゃんとキーちゃん。
ふたり合わせて、元気。
良い名じゃな。
そして、護国神社に参拝した。
すげー坂の上にあって、ガイドブックにも載っていなかったが、なんとか辿り着いたぞい。
これは郷土資料館じゃな。
当時の役所で、留置所も兼ねていたんだそうじゃ。
ゴールデンウィークだったが、やはり人出は少なかったのう。
最後は、開陽の大砲と砲弾。
主砲斉射! 目標至近!
うてーっ!!
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