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【備忘録】「ゴッドタン」マジ歌ライブ2020

昨日2/13(木)に、さいたまスーパーアリーナまで
「ゴッドタン マジ歌ライブ2020 〜さいたまスーパーアリーナ行きつきました〜」を
観に行ってきました。

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いや、すごい。本当にすごい。
8200円のチケット代が
めちゃくちゃ安く感じられる内容でした。

しかも、さいアリのキャパ、17000人がギッシリ。
さいアリの一番上の席まで人がビッシリと埋まっていて、
アリーナの下から見上げていても、観客の多さにビビリましたね。

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この日は、
ただただ「ゴッドタン」が好きな編集者さんとお仕事を完全に抜きにして、
ゲラゲラ笑いながら観ていましたけど、
観終わった時に
「このステージを観て触発されたから、
私は今年仕事を頑張れそうな気がする。
ってか、マジで仕事を頑張ろ」
って、何回も言っちゃいましたもん。

本当にマジ歌シンガーたちが気持ちよさそうに、
また楽しそうに歌っていたし、
随所に笑いを散りばめる仕掛けを作った
スタッフさんも楽しそうだったなー。

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19時開演の前から、
番組の佐久間プロデューサーが
自身のラジオ番組「オールナイトニッポン」に引っ掛けて
「前説ナイトニッポン」と題した前説(影ナレ)を入れ、
19時を少し回ると、もう食い気味に、
マジ歌シンガーがどんどん出てきて歌いまくる。
(「そんなに早くバンバン出したら、
時間が持たないんじゃない?」と思うくらい)

なんかもう、田舎の親戚の家で食べる
五段重のおせち料理のような
トゥーマッチなくらいの感じです。

何だろ、ミュージシャンで言ったら、
山下達郎大先生のライブのMCほとんどなしで「これでもか!」とナンバーをすし詰めで披露するレベルというか。

出場メンバーは
ヒム子(バナナマン・日村)、
角田バンド(角ちゃん、大竹マネ、風間カメラマン)、
劇団ひとり、ハライチ、バカリズム、
小木&フジモン、AMEMIYA、
(アリーナ外で中継スタイルで歌う)野呂佳代
ダイノジ大地&EXIT、
ASIAN COBRA & L.A. Children(ロバート秋山とその悪友)、
フット後藤、劇団ひとり&松丸アナ

(MC席)おぎやはぎ、松丸アナ、バナナマン設楽、アルファルファ(東京03飯塚、豊本)、朝日奈央

(アンコール)眉村ちあき&ヒム子

ダイノジ大地&EXIT以外は、ほとんど2〜3曲歌ってました。

ゲストも豪華で、
呂布カルマ(ダイノジ大地&EXIT)、
鬼龍院翔(L.A. Children)、
ザ・ギース高佐、
サンシャイン池崎(ハライチ)
藤本敏史(小木&フジモン)
佐倉綾音(角田バンド)
ヒロコ、 あと歌の上手いお姉ちゃんの名前を忘れた……(ダイノジ大地&EXIT)
(舞台前説はジョイマン)

映像出演は
ロバート山本博
(「孤独のグルメ」の丸パクリ芝居でめちゃくちゃ好演。
ASIAN COBRAが歌う前にロングの芝居の映像が流れる。
「ロバートの(山本)博って、街を彷徨ったり、
戸惑ったりする演技をさせたら天下一品なんだな」と、
帰りしな編集さんと話して帰りました。
むしろリアルなサラリーマンの風情を出すには、
元のドラマの松重さんじゃなくて、
ロバートの博の方が適任なんじゃないかという話に(笑)。
松重さんみたいにタッパがあって、
スラッとカッコよく渋いサラリーマンって、
現実にはいないだろと)
その他映像出演は、手島優、手島優のマネージャー、神保悟志など

実は2年前の横アリで行われた
「ゴッドタン マジ歌ライブ」は
1人1曲歌って、それを丁寧に数珠つなぎにする
展開だったんですけど、
(横アリの時も、ホントにノンストップ進行ですごいと思いました)
今回は1アーティストが2曲以上歌うので、
1曲歌ったら捌けて、
別の特殊メイクや衣装に着替えて、後半戦に出てくるアーティストもいるなど、
「え? 次は誰が出てくるんだろ?」と思わせる怒涛の展開でした。

ジャニーズのライブに習ったのか(?)、
後ろの席の観客も飽きさせないような工夫もありました。
1階アリーナの一番後ろに
直径2メートル、高さ5〜6メートルまで上がるセリを作ったり、
バカリズムが歌う時に使ったニセのマジックミラー号と、
別の移動MC号の2台の車が、ぐるぐると会場を回ったり。

開始前の佐久間プロデューサーの前説では
21:15ぐらいに終わると言われていたので、
21時近くなると大玉マジ歌アーティストが次々に出てきました。
フット後藤の「ジェッタシー」の大団円で終わりかな?と思うと、ライブはまだ続く。
(フット後藤は「宇宙ドライバー」も。
観客に「Wi-Fi Fi Fi F I〜!」と長渕剛宜しくコール&レスポンスを要求。
バカバカしかったですね。最後「パソコン コ、コンコーン!」ですからね(笑))

そこから劇団ひとりが
ヨガに夢中な片岡鶴太郎に扮し、
ミュージカル「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」のメロディーを微妙に変えた(笑)、
「それが鶴ちゃん」を披露した後、

立て続けに
山田邦子の特殊メイクをした松丸アナと
片岡鶴太郎メイクの劇団ひとりの
インドミュージカルを模した新曲で、
お腹が捩れるくらい笑いました。

内容は「邦ちゃん、大田プロ辞めちゃった。
あんなに大田プロを稼がせてやったのに」というもの。
インドミュージカルのセンターで
キレッキレのダンスを披露する松丸アナがすごくて。
周りのダンサーの方たちも当然松丸アナに合わせているのでしょうが、
足先、手先の角度までしっかり群舞で合っているんですよ(笑)。
もうミュージカル「CHICAGO」かよ!と思って、
演劇ファンからしたらツボにハマりすぎて、
大笑いですよ。

(群舞で踊った時の松丸アナのセンター感!
正直、松丸アナと劇団ひとりの2人がセンターに立つと、
松丸アナの方が華があってキレがあるので、
松丸アナばかり見てしまいました。
劇団ひとりが霞むレベル)

で、劇団ひとりの2曲が終わって
「これでもう終わりかな?」と思うと、
ラストにヒム子が出てきて、
これまたヒム子とダンサーの群舞が
手先、足先まで角度も合っているもんだから、
マジ歌シンガーってホントにすごいなと。
どんだけダンスを練習したんだと。

これで本編が終わるのですが、
アンコールで、花道のセンターステージに
朝日奈央が立たされると、
会場後方のセリから眉村ちあきが!
「ストイック暗記王」で披露した名曲
「朝日のように輝きたいなら」をギターの弾き語りで。
いやー泣いちゃいそうでしたよ。

そこで終わるかと思いきや、
今度は眉村ちあきのギターをバックに
「朝日のように輝きたいなら」のメロディーに乗せ、
突然舞台上のバナナマン日村が立ち上がり、
隣に座るバカリズムに向かって歌い出す。
バカリズムがコンビを解散して腐っていた時期のこと、
その後ピン芸人としてブレイクし、
昨年末、結婚したことを
昔から知っている者として心から祝いたいという
ストーリー仕立ての内容に、
「ゴッドタン」すごいなと。(すごい以外の言葉が見つかりません)

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歌を数珠つなぎで見せた
前回の横アリ公演から飛躍して、
今回は、番組のその後のストーリーを紡ぐ
仕掛けになっていて。
それが演者も知らないサプライズ的に行われるから
会場にいた人にしか味わえない感動があるんですよ。
DVDで観る方には申し訳ないけど。

ライブの演出家としても、
佐久間プロデューサーは何だかすごくなっちゃったと。

15000円ぐらい払っても惜しくないライブでした!

ちなみに。
一番声がダントツで出ていたのが、ロバート秋山。
あと声が出ていて、歌が上手かったのがハライチ岩井。
ホントにミュージシャンの歌声なんだなと思わせられたのが、
東京03角田。
ゲストで呼ばれて出て来ても、
本当にすぐに踊れる人なんだなと思ったのが
フジモン。
もう少し歌わせてあげたかったのが、
呂布カルマです。

「ゴッドタン」のテレビを観ているみたいに、
観客が思い思いにツッコミ入れたり、
ゲラゲラ笑ったりしながら観られるのも、
ホントにこのライブの醍醐味ですね。

いやー楽しかった!!
そして、仕事をこれまで以上にやる気になったわ。

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