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(歌詞)夏がやってくる。
日曜日の朝の快適さはなんとも言えない至福のとき
でもあしたは月曜日、そんなのわかってるだろうけど、
なぜか焦るし血管、血圧にはよくないね
昼間は蒸し暑くて、
夜は肌寒いそよ風が首すじをひゅーとなでる
ああ 何だか嫌な感じ
朝からペプシコーラをがぶ飲みしている 氷を入れたグラスの中でシュワと炭酸の音が、ぼくのきもちにさわやかさと根拠のない若さを注ぎ込む
夏もそろそろだねと近づいてくる 燦々と照りつける
お気に入りのふとんも天日干しよく乾くし、でも蒸し暑い
炭火の焼き鳥のいい匂いがする居酒屋で昼間から
一杯やりたいな、なんてぼくはとぼけてみる
夏ももうそろそろだね 夏らしくなってくる
ああ、水色の朝顔柄の浴衣姿のおんなのこ
ぼくは八月があまりすきじゃない甲子園の歓声と広島と長崎へアメリカの原爆投下で亡くなった人々や沖縄戦の死者に対する追悼式と
毎年、ぼくらが振り返らされる太平洋戦争の日本のかつての愚行…
ああ 夏がやってくる はい複雑な気持ち それをふっと考えると快適だったはずの日曜日の余韻も冷めてしまって
くるくるくる、ぼくはめまいがする
そして、ろれつが回らなくなり沈黙を余儀なくされる
意味深な長い時が流れ蝉の鳴き声と蒸し暑さで蒸発してしまいそうだ