【スリランカ日記#8】 うれしいファーストカスタマー
ウェリガマはサーフィンの街として知られていて、ベイサイドはいつも外国人観光客で賑わっている。
海沿いの通りにはいろんなお店が並んでいて、中には“SUSHI”(写真を見る限りそれは“寿司”ではない)を提供しているレストランもある。
だけど、日本人の姿はまだ見ていなかった。
ひとりくらい住んでたりしないかな…。
そう思ってネットを漁ってみたら、ウェリガマで暮らしているっぽい日本人っぽい人を見つけた。
名前はルイさんというらしい。
早速メールを送ってみると、「めっちゃ近所なんで今からチャリで行きます!」と返事がきた。
びっくり。
こうしてレストランの営業を開始して3日目の夜に、最初のお客さんがやってくることになった。
毎日魚を解凍してご飯を炊いて待っていたからうれしかった。
ルイさんは会ってみるととても話しやすい雰囲気の人で、「今度サーフィン教えてあげるよ」と言ってくれた。
近くに日本人の知り合いができたことがすごく心強くて、どこかほっとした気持ちになった。
ルイさんは海鮮丼とみそ汁と、昨日試作したばかりのいきなりだんごを注文してくれた。
ぼくは醤油の量が足りなかったり、だんごの温めが甘かったりと、まだまだ及ばない部分も多かったけれど、どれもよろこんで食べてくれた。
きっとぼくの作る料理は、日本食が恋しい日本人に一番よろこんでもらえると思っていたから食べてもらえてうれしかった。
そして「また友だちを連れてくるよ!」と言って帰っていった。
よかったー!
これから少しづつお客さんが増えてきたらうれしいな。
2024.10.15
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