【スリランカ日記#2】 初日
この1日で新しく見た世界が多すぎて、これまでのスリランカの記憶が全てこの24時間以内に構成されたとは思えなかった。
スリランカ初日は、長旅で疲れただろうとのんびりDay。
昨日ミルクティーを入れてくれたクシャンが今朝はロティを焼いてくれた。
ココナッツと小麦粉と塩と水を練って薄く焼いた生地に、玉ねぎと唐辛子とレモンを混ぜ合わせたチリソースをディップして食べる。
それから薬にもなるというココナッツドリンクも作ってくれた。
ほんとにココナッツがいろんな活躍をみせる。
クシャンもナンギも、ぼくが料理を最初に食べる時は必ずにこにこしてこっちを見て、「テイスㇳ?」「ラサィ?」と聞く。
「ラサィ」は、シンハラ語で「おいしい」らしい。
なんか至れり尽くせられすぎてさすがにお皿くらい洗おうとするとけど、「NO✋」って止められる。
ぼくはお言葉に甘えて、軒下の椅子に座って料理してるのを眺めたり、写真撮ったり、おしゃべりしたりしていた。
目に映るもの全てが新しかった。
お昼ごはんには辛い煮魚と辛いスープと辛いココナッツ炒めをごはんとともに。
午後は街のマーケットに連れて行ってくれた。
トゥクトゥクとバイクがクラクションを鳴らしまくりながらブンブン走ってる。
なぜこれで事故んないのかわかんないくらいわちゃわちゃしてる。
そして車の中では早口のシンハラ語が飛び交いまくる。
3人同時に喋ってたりするけど成り立ってるっぽい。
スリランカの物価は、近くで作ってる野菜とかは安いけど、お酒とか輸入品はちょっと高いみたい。
それからぼくが働くホテルも見に行った。
サーフィンで有名な海のビーチサイドにあって、そんなに都会じゃないけどすぐそばにマリオットホテルがある。
クシャンがホテルの側で売られてるココナッツウォーターを買ってくれた。
帰ってからも、レモネード作ってくれたりパンをくれたり、いっぱいいろんなもの食べさせてくれた。
夜ご飯はスパイシーなヌードルと超スパイシーなスープだった。
ほんとに、チリをこれでもかというくらい入れる。
クシャンなんて、たくさんのチリと水を口に含んで口の中を真っ赤にしたりする。
唐辛子さんも、動物に食べられまいと辛くなったのにこんなに食べられちゃ、参ったもんだと思う。
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