【スリランカ日記#3】 仕事の初日
はじめての仕事の日。
「7時半くらいに出発しよう」って言ってたけど、結局7時半くらいからお茶タイムが始まって8時半くらいの出発になった。
それからホテルに行くと、18歳と19歳の男の子が仕事をしていた。
若い子たちと関われるのはうれしい。
そしてホテルツアーをしてくれた。
2階までは客室ができてて、それより上はまだ工事中。
屋上にはプールやバーを作る予定らしくて、そこからの景色は絶景だった。
それからメニューの試作をするために買い物に出た。
一応スーパーみたいなのもあるけど、野菜は八百屋で、魚は魚屋さんで買ったほうが新鮮だし安い。
それにしても、なかなか思うように英語がすんなり口からでない。
でも、スリランカの人たちは口から出任せに英語をポンポン並べてしゃべるから、ぼくも間違えることを気にせずに英語を口に出してみるいい練習になりそう。
それにスリランカのシンハラ語は日本語と語順が似ているから、「You tomorrow hotel go?」みたいなへんてこりんな英語でもお互いすんなり理解できたりする。
文化の違いで難しいと思ったのは、うんうんって相槌を打つときに小刻みに首をかしげるような仕草をすること。
ぼくが首を横に振りながら「NO」って言うとたぶん向こうはちょっと戸惑うし、ぼくも首をかしげながら「OK」って言われると何か気に食わないのかなって思っちゃう。
買い物から帰ると、ホテルの電気が修理中で落ちてた。
だから何もできないねって言って海に遊びに行った。
ホテルの前のビーチはスリランカ屈指のサーフィンスポットで、ヨーロッパとかからもサーファーがたくさん来ている。
ぼくたちはサーフボードはないけど、大きな波でたくさん遊んだ。
夕方、ホテルの電気が回復したから、うどんとそばの試作をした。
麺も乾麺も道具も食器も、なんやかんやホテルに届いてるから、魚とか野菜を買えばすぐにできる。
ほんとは出汁もちゃんと取りたいけど、まずは今ある食材を、賞味期限が切れないうちに使い切るのが優先。
できたうどんとそばは試しに、現地のスタッフとかヨーロッパからきたお客さんに食べてもらった。
箸に苦戦してたけどよろこんで食べてくれた。
スリランカのシェフの料理も味見させてくれたけどとってもおいしかった。
夜はバイクの後ろに乗って、いい風を浴びながら帰った。
帰ったら、クシャンとナンギがごはんを用意してくれていた。
今日も刺激が多くて長い長い1日だった。
最初に「仕事は朝の9時から夜の10時くらいまでです」って聞いた時はもしかしてブラック?って思ったけど、全然ホワイト。
ゆるゆるスリランカカルチャー、ぼくに合ってるかも🦆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?