2021年の100冊 #7 「7つの習慣」
2021年の100冊、ジャンル問わずとにかく本を読んで勉強することを目的に開始。ログはスマホで15分で書き上げることを目標にしています。
「7つの習慣」が2021年に読み切った7冊目に!
9ヶ月ごしに読み終えることができた。
まず思ったこと
読み終えてから瞑想をした。思ったことをそのまま書く。
"読み切ったからと言って、自分が高尚な人間になったわけでも、必要なことがすべてインストールされたわけでも、”わかった”わけでもない。
完成したと勘違いしたり、人と比べたりするものではないのだ。
人はみんな自分こそが客観的で、大局から物事を見ていると思っている
人は見たいように世界を見ている。
どの瞬間の自分も、直前のできごとに影響を受けている。本来の自分、自然な自分ってなんだろう?でもこうして受け身、コピーでない言葉がほとばしっているとき、自分がそこに存在していると感じる。”
7つの習慣
7つの習慣で教えていることの一つに、必ず私的成功が公的成功に先立つというものがある。自分の人格を整えてから、人との約束をしてくださいねということだ(もちろんどちらのプロセスにも終わりはないが)。
だからこの本(つまり7つの習慣)は大きく私的成功と公的成功、そしてその土壌に分かれている。
まず私的成功にまつわる「習慣」は以下だ。
第1の習慣:主体性を持つ
第2の習慣:目的を持って始める
第3の習慣:重要事項を優先する
次に、今回の通読のメインとなった公的成功の習慣。
第4の習慣: Win-winを考える
第5の習慣:理解してから理解される
第6の習慣:相乗効果を発揮する
わたしが9ヶ月程でこの本が途中までになっていたのは、9ヶ月前は「私的成功」を頭に通過させるのに精一杯で、公的成功のことがまったく頭に入ってこなかったからである。成長、成長。
そして7つ目が循環させるための習慣。1〜6つ目の習慣の土壌となり、投資源となる。
第7の習慣:刃を研ぐ
肉体、精神、知性そして社会性。これらに投資することで他の6つの習慣のキャパシティが広がると考えるのだ。
公的成功について
私的成功について今回は省略する。
公的成功にまつわる3つをまとめると、
まずGiveせよ につきるのではと思った。
4) Win-winを考える
5) 理解してから理解される
6) 相乗効果を発揮する
自分だけでなく相手のニーズを考えよ。
愛されたければ愛せよ。
二項対立ではなく3番目の道を創り出せ。
そして "win-win or no deal(両方のメリットにならなければ 取引なし)" の誠実性。
期待値のすり合わせと双方のニーズを満たす方法を創り出すこと。
自分のものの見方の限界を認め、豊かな資源を活用する謙虚さを持つこと。
他の人の見えるものが自分にも見えるよう手助けしてもらうこと。
ビジネスだけでなく子育てや結婚生活にも当てはめて考えられる。
インサイド・アウト
まずGiveせよは、「7つの習慣」の大前提でもあるインサイド・アウト(内から外へ・自分の内面を変えることから始める)とも一致する。
根本的な変化はインサイド・アウトから起こるものである。自分の考え方そのものを根本から変えることができない人間は、周りの世界を変えることは一切できないということである。
成長のプロセスについては、以前noteに書いた。
蒔いたものしか刈り取ることはできない。テクニックではなく、人格を形成すること。それは時間がかかる。というか終わりはない。
読み始めた9ヶ月前との、自分の変化も面白い。「知ってる、できてる」ではなく常に新しい発見をし、探求を止めずにいようと思う。
(30〜45分)