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超個人的滝沢歌舞伎ZERO2021備忘録

まさか私があの『滝沢歌舞伎』を観に行く日がくるとは、人生は本当に予測不可能なことばかりだ。好きになった日から「好きになりすぎない」がSnow Manと深澤辰哉を応援する上でのモットーだったのに、あの日以来「好き」が加速することに若干混乱するくらい、好きが止まらず私は胸が苦しい。

つまり、そのくらい『滝沢歌舞伎ZERO 2021』はとても素晴らしかったのだ。
「ひらりと桜」は映像で見るより何倍も綺麗で、舞台からふわっと舞う青い桜の花びらを全身に浴びたとき、その一瞬だけまるで幻想的な世界にいる感覚になった。
お待ちかね「Maybe」は座席が上手寄りだったので、深澤くんを目の前で拝むことはできなかった。とはいえ1階5列目という近さだったので、私は終始彼をロックオンしてしまった(白目) 今でも聴く度に胸がキュッとなるくらいこれは名曲オブ名曲。ラウール×佐久間大介のダンスパフォーマンスも含めて、一度全人類にこの映像を見て欲しいくらいだ。
「Black Gold」はなにより照明の使い方が天才。シンプルだけれど真っ暗闇の中でメンバーカラーの照明を使うことで、よりミステリアスかつクールな演出になったと感じた。
そういえば「組曲」は泣く泣くカットだったので、コロナに対する恨みがまた一つ増えましたとさ。
そして一幕の最後を飾る「花鳥風月」でやっと!そうやっと!深澤くんゼロズレがきた!私はもう内心万歳状態(笑)もうとにかく迫力満点で力強い、けれどどこか儚い表情と踊りは見ていて「これぞ幸!」だった。

二幕の「鼠小僧」はアドリブが多い印象。ちょっとしたハプニングにニヤリと笑うお丸さん、からのそれを上手い具合にフォローするお丸さん。最高の一言。金さん銀さんもコミカルで面白かったし、個人的に官兵衛のアイメイク(?)が凄く似合っていて好きでした(笑)向井康二にああいったブラック味のある役をやらせたらピカイチなのでは。とにかく声を出さずに笑うのが大変だった(笑)あとやはり最後の小判が舞う演出は凄く良い。

もちろん上記以外にも感想は細かくあるのだが、総じて伝えたいのは、この舞台が愛され続ける理由も、Snow Manの人気の高さも肌で感じたということ。それだけこの世界観は特別で素晴らしく、彼らの良さが『滝沢歌舞伎』に詰まっていると感じた。
10年以上の長い歴史のあるジャニーズの一つの作品を守り続ける姿は、シンプルにめちゃくちゃかっこ良くて痺れた。そして日本の伝統芸能と現代のジャパニーズポップの絶妙な融合は、間違いなく海外受けもする内容であると素人ながら確信した。
ひらりと舞う日本を象徴する桜の花びら、華麗な殺陣が圧巻な九剣士、今では一種の名物である腹筋太鼓などの和のテイスト。そしてBlack Goldといったジャニーズならではの要素も散りばめられていて、ジャニーズのSnow Manだからこそできる唯一無二の舞台だと強く思う。

滝沢秀明からこの舞台を受け継いだように、いつかSnow Manも後輩にバトンを渡す日がくる。けれど、世界を目指す彼らにとって、この滝沢歌舞伎は最強すぎる一つの武器だろう。個々が更にスキルを磨き、もっと上手に売り出せば、いつか必ず世界はもっともっと興味を示してくれると思う。2015年にシンガポール公演を行ったように、自由な生活が戻ったらまた世界でも上演して欲しいと切に願う。

大千穐楽を終えるまで色んなことがあった。
この状況下で幕を開けること、時には止まること。それぞれが様々な想いを抱える中、このレベルの高い舞台を完走した彼らは、きっとまた一つステップアップしただろう。改めて労いの言葉を送りたい。
本当にお疲れ様でした。

来年もまたこの舞台を観れますように…!!!!!!!!!
春と言えば『滝沢歌舞伎』というフレーズが私の人生にも加わった。


最後に。実はこの公演後、東京へ帰ろうと名駅に戻ったとき、同じく東京に帰るSnow Manに遭遇するというハプニングがあった。もう10年以上ジャニヲタをやっているがこういった遭遇は初めて。けれど「あ、これが噂の…」と思う場面が多々あった。よく見れば駅で出待ちをしているファンらしき人たちがあちこちにいたし、メンバーを必要以上に走って追いかけ、携帯を彼らに向け話しかけ、明らかに盗撮している人たち。彼らを守ろうとするマネージャーらしき男性陣VSファン、注意するファンVS迷惑なファンという謎の構図。正直「やべ!Snow Manに遭遇しちまった!」という興奮よりも、その異常な光景を目の前で見て唖然とするばかりで恐怖すら覚えた。公演終了後、きっと休まずすぐに支度をして東京に戻るというハードスケジュールの中のこのような事態は、メンバーからしたらストレスでしかないと思う。数日前の「すの日常」でも深澤くんが言葉を選びながら注意喚起をしたように、公共の場であのようなことが起きていること、一部のファンは恥じるべきだと思う。
けれどこれは悲しいことにどのグループでも耳にする話。こういったことが少しでも改善されるよう願うばかりだ……。


なんだか締め方がわからなくなったので、7月14日にリリースされる「シュワキュン!ポップでキュートなラブソング!」な4th Singleの『HELLO HELLO』が最高なのでそのMVを貼っておこう。音楽番組に出たとき、果たして深澤くんは再び「真顔」をトライするのか!?そして見事カメラに抜かれるのか!?こちらも要注目!夏が始まる〜!


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