見出し画像

ドアスラムをするINFJの心の中

INFJとして生きてきましたが、ドアスラムは確かにあると感じています。
ドアスラムをするときのINFJの心の中について、次の項目に沿って説明していきます。


★INFJのドアスラムの特徴

ドアスラムについて私の感覚で別の言葉として表現するならば、
「幻滅すること」「心を閉ざす」というイメージです。

他人に対して幻滅することは誰でもあると思います。

INFJのドアスラムに特徴的なのは、
・INFJがドアスラムしても、相手には分からないことがある
・ドアスラムした瞬間や時期、理由は相手には分からない
・いったん閉じた心のドアを開くことは非常に難しい
・相手への1度の不信感でドアスラムになることは少ない

というものだと感じています。

このINFJの分かりにくさゆえに、INFJが他人に対して心を閉ざすことを「ドアスラム」と言われているのではないかと考えています。

★ドアスラムをした経験談

かくいう私も、他人に対してドアスラムをしたことがあります。
記憶にあるドアスラムは、学生時代の友達です。

今思えば友達のライフスタイルの変化により、私と価値観が合わなくなったということもありますが、私にとっては今でももう1度会いたいとは思いません。

友達の何気ない発言に何度か嫌気がさしたことによりドアスラム。
その後は友達の誘いを適当な理由をつけて断ったりしていましたが、
喧嘩腰になった訳でもなく、友達にとってはフェードアウトした関係として認識されていると思います。

INFJは理想主義者、自分の理想の価値観があり、相手にも誠実であることを求める傾向があると思います。

自分の価値観とズレていることに対して、融通を効かせることが難しいと言うことかもしれません。

★ドアスラムの原因と心理機能

ドアスラムはなぜ起こるのか。

ドアスラムはINFJに特有のものですが、心理機能による要因が大きいのではないかと考えています。

INFJの心理機能を使って、個人的な考察をお伝えします。

INFJの心理機能は、第一機能から順に
①Ni  ②Fe ③Ti ④Se になります。

これらの心理機能の中で、NiとTiの働きにより心は閉ざされる(ドアスラムする)と感じています。

ちなみにNi-Tiループ(INFJが強いストレス状態になった際、物事の見方が極端に悪い方向に偏ること)ではなく、
あくまでNiとTiそれぞれによる共同作業により、ドアスラムは引き起こされているような感覚です。

Ni-Tiループではありません。

Tiで分析してから、Niでドアスラムの判断をしているという自覚はなく、
おそらく同時進行でそれぞれの機能が働いているのではないかと個人的には思います。

Tiにより、自分にとって筋が通っているものなのか、見聞きしたものを分析します。

Ni により、相手から得た情報(言葉や五感で感じたこと)を自分の中で考えます。
意識的にも無意識下にも考えを巡らせます。

あえて言語化すると、下記のようなイメージです。
※下記はあくまで一般的な例です。

「なるほど、相手は本当はこういう人なんだな」
「あの人はみんなにいい顔しているけど、実は裏でこういう思考があるんだな」
「相手に悪気はないと思うけど、この人のこういうところが本当に心の底から嫌だ」

など。

そして場合によっては「ああ、この人は私にとって関わらない方がいい存在だな」と言う確信(ドアスラム)に至ります。

この確信は、自分の意思や判断というよりは、脳からの命令(閃き)に近いイメージです。
(結局は自分で判断したということなのですが...)

INFJがドアスラムをしたかどうか相手に分かりにくいのは、第二機能にあるFeの働きによります。

ただ、これに関してはMBTIやFeに関係なく、多くの人がこのような傾向があると思います。
仕事であれば、どんなに心から嫌悪している相手でも関わらなければいけない時があるからです。

★ESTPとドアスラム

INFJほど分かりにくいものではなくても、誰でも他人に対してドアスラムをすることはあると思います。

極端な話ですが、例えばESTPの場合、かなり相手に分かりやすい状態でドアスラムをすることがあると感じています。
(あくまで私の経験上の話で、真意のほどは分かりません)

ESTPの心理機能は、第一機能から順に
①Se  ②Ti ③Fe ④Ni になります。

INFJと使っている心理機能は同じですが、順番が真逆です。

ESTPがドアスラムをする場合、

・ESTP側が心を閉ざしているかどうか、他人から見てすぐに分かる
・ESTP側が心を閉ざした瞬間や時期、理由が他人に分かりやすい
・ESTPにドアスラムをされても、受けた側の対応により、またドアが開くことがある
・ESTPは相手への1度の不信感でドアスラムすることがある

と言う特徴があると思いました。

これは本当に私の経験からくる想像の話なので、いつかESTPさんとMBTIの話ができたら、この話をしてみたいと思います。

★さいごに

この記事は自分の中の感覚を頼って書きました。
ドアスラムについてうまく言語化したつもりで書きましたが、見返してみるとだいぶ抽象的な説明になってしまいました。
ドアスラムはINFJの中の尺度と相手を信頼できるかの問題なのかなと思います。
キーワードは「確信」や「信頼」のようなイメージです。
ドアスラムに興味がある方へ参考になれば幸いです。

いいなと思ったら応援しよう!