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HSPっぽいので「自分優先」始めました

おすしです。

今日は私の性質について書いてみます。その性質に気づいたのは今年の秋。初めて知った時、目から鱗が落ちるような衝撃を受けた記憶があります。

HSPって聞いたことある?

HSPとは「Highly Sensitive Person」の略称。日本語だと「ひといちばい繊細な人」という意味です。HSPには「DOES」と呼ばれる4つの特徴があります。

D=Depth of processing(考え方が複雑で、深く考えてから行動する)、O=Overstimulation(刺激に敏感で疲れやすい)、E=Empathy and emotional responsiveness(人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい)、S=Sensitivity to subtleties(あらゆる感覚がするどい)

引用:新宿ストレスクリニックhttps://www.shinjuku-stress.com/column/psychosomatic/hsp/

HSPは病気ではなく、生まれながらにしてもっている感受性や気分の傾向を指す心の特徴です。変えることができない性質だそうです。

私はHSPなのかもしれない

HSPという言葉を初めて知ったのは今年の夏頃。その時はそこまで意識していなかったのですが、ある1冊の本に出会ってから確信しました。

この本ではHSPの提唱者であるエレイン・アーロン博士によるHSP自己テストが紹介されていました。

次の質問に、感じたまま答えてください。少しでもあてまはまるのなら「はい」と答えてください。まったく当てはまらないか、あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。
 
自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
他人の気分に左右される
痛みにとても敏感である
忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
カフェインに敏感に反応する
明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
騒音に悩まされやすい
美術や音楽に深く心動かされる
とても良心的である
すぐにびっくりする(仰天する)
短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
ミスをしたり物を忘れたりしないよういつも気をつける
暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
生活に変化があると混乱する
デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた
 
以上の質問のうち十二個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSPでしょう。しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、その度合が極端に強ければ、そんなあなたもHSPかもしれません。

引用:繊細の森https://sensaisan.jp/aboutsensai

このテストを受けた結果、私は19個当てはまりました。この本を読み進めながら、まるで自分を知っている人がこの本を書いたのかなと思うほど心当たりのある事例が紹介されていました。とても驚き、感動したことを今でも覚えています。

この本で自分がHSPであるかもと気づいてからは色々と調べてみたり、他の本を読んでみたりしました。調べれば調べるほど自分はHSPだということを確信するようになりました。

でも今までHSPという性質が原因で少し辛かったことも。ではHSPの性質を持った私はこれからどんな風に過ごせば、何に気を付ければいいのかを考えるようになりました。

HSPと気づいてから自分の軸がハッキリした

それは「自分を優先する」ということ。我儘で周りに迷惑をかけてもいいというわけではありません。自分の気持ちや感覚を優先することで結果的に自分を守ることに繋がるのではないかと考えるようになりました。

子供のころの自分は人間関係を気にして友達と付き合うこともありました。ぐったりして疲れるのに無理にお酒の席に出て、嗅ぎたくもないタバコの煙を浴びていました。体調もおかしいし会社行きたくないけど、ここで休むなんて甘いと思って鞭打って出社していました。

振り返ると、直感的に嫌だと思っていたり本当はしたくないと思っているのにそんな自分を隠して無理をしてきたことに気づきました。

無理をした結果、身体にもダメージが出てしまってとても反省しましたね。なんでもっと自分の声や直感に従わなかったのか、誰にも言わずにため込んでしまったのか。

そんな経験もあり、「これからは自分優先で過ごそう」と決めました。

HSPの私が日常生活をより快適に過ごすための工夫

では私が日常生活の中で意識しているポイントをまとめてみますね。

●落ち着かない場所だと思ったらそこから離れる

●苦手だと感じる人とは距離をおいて付き合う

●人混みを避ける

●自分の落ち着くカフェやお店を見つけておく

●一人の時間をたっぷりとる

●他人に鈍感になってみる

今まで直感で感じたことに従うとうまくいくことが多いなと感じていたんですが、これもHSPの特徴の一つだそうです。だから、直感で「この人とは一緒にいるとあまりいい影響受けないな」などと感じたときは距離を置くようになりました。

非HSPの人に比べて刺激に敏感すぎたり、疲れやすいという特徴もあるので、人混みは避けたり一人の時間をたくさんとるようにしています。周囲の人の感情や雰囲気にも影響を受けやすいので、マイナスな空気を感じたときは鈍感になってみたり。(この鈍感になるというのが一番難しくてまだまだ影響を受けています。)

HSPであるといってもどんな刺激に強いのかは人それぞれです。私の場合は上記のことを気を付けるようになり、ちょっと楽になりました。


もしかしたらHSPかも?と思ったら一度自分について振り返ってみることをおすすめします。どんなことが好きで、どんな刺激に敏感で、生活の中でしんどいと思う場面はどこか。私もまだまだ自分について分かっていない部分も多いので色々勉強中です。


おすし。

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