現役大学合格記 【12月】絶望のE判定の中での決断
とうとう12月を迎えてしまう
絶望的な12月に思いついた、とある秘訣
どの受験体験記を読んでも、この時期のE判定は絶望的とある。
一体どうやればE判定以上が出るのか、もちろん本人の学力が1番だが、なんとしても本人のやる気を引き出したい、と考えるように。本人は勉強はしているようにも見えるのだが、どうも逼迫感が伝わってこない。
やる気というよりも、どうしてもここに入りたい、という勝利への執念というのだろうか。
もう試験まであと2ヶ月。
色々調べていく中で、12月初旬、A大学とは学校所在地も、雰囲気もレベルもよく似た、実際の大学のキャンパスで行われる模試がある事を私は知る
新幹線に乗り3時間だが、そこに挑む事を提案。
兄も珍しく、すんなり合意し向かうことに。
郵送で来る模試結果に期待するが・・・結果は
試験会場であるキャンパスに迎えに行く
本人の出来栄えはまあまあだったとのこと。
帰りの新幹線では、ご当地名物を食べながら戻る心の余裕もあった。
約二週間後に結果は郵送されるらしい。
「遠征してまで模試を受けた甲斐があった」と今度こそ、と期待し、封を本人と開けるが、、
そこにもE判定がずらり。
志望校のA大学以外にも
・A大学と同列と言われる大学群、
そして、
・A大学志望ならば、
絶対に合格しておかなければならない大学群
こちらの判定も丁寧に出してあったが、どこもE判定
携帯?ゲーム?
そんなものはとっくに兄本人から預かり、私や兄の意思では出せぬように
遠方の倉庫にまで預けている。
万策尽きた頃、一発逆転のお守り募集を発見
そんな中、ちょうど一発必当のお守りの募集を発見した。
宝くじとも書いてある。
無理を叶えるパワー。
実にその通りだ。
もし合格すれば、これは宝くじものだ、という想いで申し込んでみた。
本人の好きなグリーンカラーのお守りが年末に届き、すぐに手渡すと
兄は大きく喜んでくれた。
1月中旬に行われる「共通テストの会場にも持っていく」そうだ。
しかしそれがとんでもない事態を招くことになるのだ
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