【日記】ラジオから刺さる感情
昨日、車に乗りながらラジオをつけていたら、この曲が流れてきた。
バンド名は聞いたことがあったけど、曲を聴いたのは初めて。
この歌詞には驚いた。このことを曲にするとは。
ボクもやられたことがあるから、気持ちがよくわかる。
飲み会じゃなくて、山の関係で。
ただの嫉妬だと簡単に片付ける人もいるかもしれないけど、この曲の主人公は、そういう気持ちを持ってしまうくらい、みんなを楽しませたいと思っているんだよね。
でも、その気持ちが報われない。
そして最後にはこう言う。
こうやって心を閉ざすかない。
山の関係でボクも経験しています。
友人Aと山に行くのに、そこならBも喜ぶかなと思って誘って山に行った。
その後、いつの間にかAとBが連絡を取り合っていて仲良くなって、ボク抜きで一緒に山に行くようになった。
仲良くなるのは悪いことじゃないし、喜ばしいけど、それはスジが違うだろうと思ってしまう。
それと同時に、ふたりは他人の気持ちが解らないタイプなんだと思わざるを得ないのも寂しいし、もしかしたら、「あいつは要らないよな」と話しているのだとしたらもっと辛い。
たとえ、何も考えていなかったとしても、その何も考えていないことが罪なのだと思う。
ボクはこういうことを絶対にしない。スジにこだわるタイプでもあるけど、やはりそれをされた方の気持ちになって考えると、到底できない。
もしやるとすれば、その仲介者とはもう関係を絶っても良いと思った時。
だから、それをやられると、自分がそれだけの存在なんだと思わざるを得ない。
今、こういうことが起こりやすいのは、LINEがあるからだとも思う。
山に行く場合、計画を共有するためにグループを作ることが多い。そしてAとBは個人的にもつながる。
そして、山行が終わった後、ボクが知らないところで、やりとりが始まる。
そうなると、この曲の主人公と同じです。
心を閉ざすしかない。あとは二人で仲良くね、と。
それは自分で損をしているんじゃないかと思うこともあるけど、そもそもこういうことがわからない人と、これからも付き合っていける気がしないし、自分を曲げて我慢してまで付き合う必要もない。
だからボクはやっぱり、独りが好きなのだ。
世の中の嫌なことの九割は人間関係だ。
ちなみに、仕事で考えると簡単なんです。利益が絡むから。
例えば、ボクは広告制作が仕事で、広告代理店から仕事をもらうこともある。
その時、必要に応じて、クライアントとの打ち合わせに同席したり、広告代理店抜きでやりとりをしたりすることもある。あくまでも必要に応じてだけど。
さらに、飲み会に誘われることも。
そうやってクライアントの担当者と仲良くなったとしても、その後、絶対に広告代理店抜きで仕事をしたりしない。
なぜならそこに利益が絡むから。
それをやったらアウトなんです。信用をなくす。仕事で信用以上に必要なものはない。
クライアントから直接連絡してくることもあるけどね。彼らは少しでも安く済ませたい。広告代理店がいなければマージン分浮くだろうと。
それは広告代理店を軽視しているから。彼らの存在や役割を認めていないということ。
そういう人を、ボクは信用できないから必ず断る。
そんなことを、この曲を聴きながら改めて考えさせられた。
ボクが聞いてきた曲は、愛だの恋だのから、世の中や体制への反感とか、あの時代はそういう曲が多かった。
個人的なこともそうじゃないことも、外に向かっていた気がする。
この曲は内に向かっていると感じる。
今の世の中で、若者たちの多くが生きづらさを感じているんじゃないかなと思った。
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