【ワイン001】JULIA (外苑前)
外苑前のJULIAでOPUS ONEを開ける会。特別コースの会に参加。まだまだ暑い盛りだが、素敵な料理とワインの会だった。
食べたのは、コース 44000円。
スタートは、スープ。鶏の二番出汁。さっぱりした出汁だが滋味深く、これからの料理に向かって胃の準備ができる。
スープに合わせるのは、クラフトヴィーノ。ビールのホップの苦みを感じさせる面白いワイン。こういうマニアックなラインナップ大好きなので、これからのサーヴが楽しみだ。
鴨肉とマンゴー、マンゴーソース。鴨肉は、噛みしめるたびに肉汁があふれる。マンゴーも甘み十分。鴨肉との相性も良い。
そこに、Book Road Orange。オレンジの皮を感じるビターなオーガニックワイン。カジュアルワインだが、これもまたユニーク。
タコス、ラム肉、パイナップルサルサ、パクチー。ジューシーで「スープをこぼさないよう気をつけてください」と言われながら、こぼしまくり 笑。
Rose di luna。この辺から、結構良い気分に。あまり印象に残っていない。
カラメリゼしたイチジク、フォアグラのパウダー、エスプレッソソース。これも面白い。初めての味。フォアグラのパウダーが、ちゃんとフォアグラっぽい。
そして、スペシャリテ。Juliaバーガー、りんご、プルドポーク、サワークリーム。これは美味しい。一口ハンバーガーだが、素晴らしい旨味。
ここに、Bicycle Coffee Stout。コーヒー豆の黒ビール。ビターで美味しい。濃厚な料理にピッタリ。
そして、お待ちかね。OPUS ONE 2013。やはり、スケール、余韻、深みともに全然違う。この世界観は、一流のワインならでは。
更に、置賜育ち。山形県南陽市のワイン。苺の香りを感じる。日本にも面白いワインがこんなにあったとは。今日のラインナップは、日本のワインに対する認識を変えてくれた。
そして、穴子、ケールチップ。ビターなケールチップがアクセント。
Cendrillon。フランスのカジュアルワイン。カジュアルだが、なかなか深さを感じる。
太刀魚とシークワーサーソース。白身魚には酸味のあるソースがとてもよく合う。
そろそろ、コースも終盤。Moondarra Fin Pinot Noir。新世界大好きだが、オーストラリアはあまり飲まない。しっかりしたルビー色で、ベリーを感じる。
蝦夷鹿ロースト、根セロリのピューレ、90%カカオ。カカオのパウダーが、風味豊か。
Julia特製ニューヨークチーズケーキをアイス仕立てにし、クランブルで再構築。OPUS ONEをがぶ飲みし、この辺りは、美味しかったという記憶しかない 笑。
メレンゲ、ピンクグレープフルーツソース、ピスタチオクリーム。ピスタチオの風味、グレープフルーツの酸味、苦み、メレンゲの甘み。様々な味が脳みそを刺激する。
グラッパの代わりに、GIN。STIN。甘みのあるGINでデザートとの相性も良い。
最後のデザートは、プリン。硬いプリン愛好会会長なので、ドンピシャ。最後まで美味しかった。
OPUS ONEが入ったため、通常のコースと比較するとかなり高価格だが、十分に満足できるひと時。気がついたら、滞在時間が4時間を超えていた。そのくらい楽しい時間だった。
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