『 「肉体」 』
前回の「靈体」と「次元」に引き続き、今回は「肉体」についてです。
「食べるということ」の大前提であり、大事な大事な「御身体」です。
もちろん捉え方は人それぞれですから、今回も十人十色、百人百色の一つとしてお付き合いください。
(※画像はフリー素材・ネット情報からもお借りしています)
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僕たちの本体は「肉体」ではなく「靈」であり「魂」です。
肉体は借り物であり、神の一部です。
関連項目
第20回 『「神」と「悪魔」』
第21回 『「魂」』
第22回 『「靈体」と「次元」』
【 学びの器 】
人間の身体といった「肉体」は僕たちがこの物質世界(三次元)で学ぶためにお借りしている「生命体」です。
好き勝手に動かされる肉体から見れば、僕たちは憑依靈のようなもの。
肉体と仲良い関係を築くのか、嫌われるか、日々の選択が問われます。
学びの器の種類は多く、何を借してもらえるかは魂次第です。
「肉」とは人類に分かりやすくするための比喩ですから、人や動物とも限らず、地球以外の場合もあります。
地球でも鉱物や微生物、植物、動物など数え切れない程ありますが、多くの学びを必要とすれば能動的に動けるものに、より深く考える動物に、そして人間として生きるようになります。
人間といった器に不足を感じるようになれば、もっと大きな存在である山や海を、星や銀河を借りることもできます。
肉体の変化は、魂の成長に合わせ靈体が変わるのと同じですね。
【 肉体の共同運用 】
肉体は、僕でいえば僕チーム(守護靈、指導靈、近親靈)のみんなで運用させてもらっています。
僕も高度な運用が必要な肉体を借りられるようになり、間違わないように指導して頂き、長い転生のうちに集まった仲間が近親靈として手伝ってくれているのだ、と思っています。
今回は僕が肉体担当で、みんなからアドバイスをもらいながら思考し、手足を動かしている状態です。
しかしチーム以外から悪いアドバイスを受けることもありますから、騙されないようにしたいですね。
僕も普段はチームで居るっていう感覚はありませんが、導きを感じるような瞬間、脳内会話がうまくできている時などは「チームだな~」と感じます。
もし今チームを感じられず「孤独」と感じている人がいても、チームでない人はいません。
それは「三次元世界~地球編~」というバーチャルゲームの中で、人間というキャラを選び、単独プレイに集中し過ぎて、靈世界側の仲間が見えなくなっているような状態です。
靈世界を覗き込むような強烈な出来事がきっかけとなったり、死を迎えたりすれば、いつかは誰でもチームを認識できるようになります。
「お迎え現象」というのは、元々近くに居るみんなが見えてきただけなのですね。
【 有機生命体 】
さて物理世界の話に戻りますが、人の体は「有機生命体」です。
(※有機物(タンパク質や脂質など)とは炭素を含むという意味です)
炭素はダイヤモンドや鉛筆の芯、近年注目を浴びる「酸化グラフェン」といった硬いモノにもなる元素ですが、二酸化炭素が植物の光合成を経て食べ物になり、巡り廻って身体を作っていると見れば、炭素を基準とするのも納得できます。
また、文字から見れば「機」とは「細かい働きをする」とか「からくり」といった意味なので、有機生命体とは「精緻なる仕組みを有する生命体」ということにもなります。
「肉」とは「人の内」と書くように筋肉、臓器、血などのことです。
「骨」はタンパク質(主にコラーゲン)が格子状になっていて、その隙間をミネラルで補強しつつ蓄えている「ミネラル貯蔵庫」です。
食べ物が腸で血になり、血は細胞になり、臓器にも骨にもなります。
逆に血が足りなければ、余裕のある所から分解され血に戻ります。
肉体を維持するため、体中に形を変え貯蔵される仕組みになっています。
(※興味があれば「千島学説」で調べてください)
【 柔軟な身体 】
なぜ身体はタンパク質や脂質という柔らかく、壊れやすいもので出来ているだろう?と疑問を持つ方もあるでしょうね。
超合金ロボット(古っ!)のように丈夫な体なら壊れないし、病気にもならないのに、、、と。
それは魂が物理世界で身体を通じて何を学ぶのか、に集約されるのかもしれません。
宇宙には数え切れないほどの星があり、そこには丈夫で金属的な体を持ち、ケガで欠けたら成分を注入すればOKといった生命体もいるでしょう。
しかし、僕たちの肉体はそうはいきません。
ケガをしたり病気になったり、痛みや苦しみを経験するからこそ、不測の事態を回避しようと考え、自他の肉体を大事にし「他愛」を学べるのです。
繊細なセンサーは五感を生み出し、脳は超高性能コンピューター。
物理世界のあらゆる情報を魂に繋いでくれます。
多少壊れても、やり直せるよう自己修復もしてくれます。
柔軟だけれど壊れやすく繊細、だからこそ多くの学びがあるのです。
【 微生物との共生 】
体内には数えきれないほど微生物がいて、食べ物という「地球の一部」を栄養に替え、エネルギーを生んでくれます。
善玉、悪玉といった区別もかなり偏った見方でしかなく、僕たちは微生物に生かされているといっても過言ではありません。
腸内の微生物は「原子転換」も行いますから、本来の身体であれば必要な栄養は少量の食べ物から十分に得られるようになっています。
しかし残念ながら現代人は毒を食べ毒を溜め、効率の良いエネルギー変換ができない上に、そのエネルギーの多くが毒の分解に消費されてしまいます。
もったいないですねぇ。
もし死を迎え、肉体と靈体との縁(靈線)が切れれば、微生物は速やかに肉体を分解し始め、肉体は地球に戻っていきます。
食べ物が腐るのも同じ理由であり、善悪ではなく、微生物にはそれぞれに大切な役割があるのです。
微生物は、肉体と地球を繋ぐ存在です。
ですが今は異常なほどの殺菌生活で、どこに行っても除菌、除菌、除菌。
過ぎたるは及ばざるが如し。
肉体を大事にするためにも、微生物に日々感謝しましょう!
微生物は念を受け取りますから、徐々に効果が表れます。
ちなみに血液や臓器も話を聞いてくれますから、血液やリンパに
「身体中を廻っておいで」と話しかければ血流が良くなります。
その際は心臓、肝臓や腎臓、他の臓器も労ってあげましょう。
本気でやれば案外効果がありますよ!
【 遺伝子の復活 】
微生物もすごいのですが、人体は宇宙エネルギーを栄養にできるらしく、何も食べなくても肉体を維持できる人は、少数ながら実在します。
もし身体が本来の性能を発揮できれば、不老不死・不食も夢ではないのかもしれません。
さらに人体の設計図である遺伝子はとてつもない情報量で、「第六感」を司る部分も発見され研究されています。
細胞単位で念に感応するのならば、実はテレパシーは標準機能なのかもしれませんね。
僕たちの身体は過去に遺伝子をいじられ、今の世界はどこも毒物、毒波動だらけで本調子ではありません。
最近は多くの人が「毒ワクチン」で身体が弱ってる上に、靈感遺伝子まで壊れてしまえば、さらに肉体と繋がりにくくなってしまいます。
ですが希望もあります。
というのが身体には色々な仕組みがあり、ちょっとやそっとじゃ遺伝情報が駄目にならないように、バックアップ機能が備わっているみたいなのです。
例えば
『地球の生物には「遺伝物質が100万以上存在する可能性」が判明、DNAはその中のひとつに過ぎない』
という東京工業大学等による国際研究があります。
さらに「遺伝子は波動によって水に転写され、空間を超えて生み出せる」こともリュック・モンタニエ(ノーベル賞)博士の研究から分っています。
日々「衣食住医」から毒を減らし、真の知識を増やし思考を変え、善き波動を発すれば「御身体」を元に近づけることも可能です。
血液も内臓も微生物も話を聞いてくれます。
物も水も波動を記憶します。
善き波動は善き遺伝子の転写もしてくれるのです。
他にも多くのヒントが大日月地神示や続大日月地神示にも書いてあります。
書いてありますから、神示にご縁があり読まれる方であれば
「丁寧に心を込めて腹に落とし込むよう何度も音読」をお勧めします。
【 神の肉体「地球」】
どんなに高次元な存在であっても、物理的に体験し学ぶためにはどうしても物理的な体が必要です。
地球は「地球神」の物理的な肉体であり、有機・無機を超えた大きな複合生命体です。
僕たちの身体も地球の一部が食を通じて再構築されたものであり、「身」とは地球と繋がった「実」であり、文字通り地球という神の分身なのです。
いつでも神(地球)の中に、神(肉体)と共に在ることを知れば、神を求めて神社やパワースポットに行く必要はありませんね。
まぁ僕は、静かで癒される空間が好きなので行きますけど(笑)
【 神も肉体から学ぶ 】
僕たちが肉体を通じた経験を魂に記憶するように、地球という神は地球上のあらゆる肉体と、それらを借りて学ぶあらゆる存在の思考感情、因果といった「全て」を吸収・記録し、何十億年も積み重ねています。
他の星とのコミュニケーションもあるでしょう。
星としての悠久なる寿命の中で、いったいどれほどの情報を得るのか想像もつきません。
さらに
「銀河」はそこにある無数の星から情報を蓄えます。
「宇宙」は無数にある銀河から、、、
「ウ・ムの大神」は肉体である8つの宇宙と多重次元の全てを記憶し、、、
とどこまでも繋がっているのです。
「神」とは肉体の大きさも寿命も、学びの量も桁外れですね(笑)
肉体は地球に繋がり、全てが記録され続けています。
靈人も異次元世界の大神と繋がり、全てが記録され続けています。
良い行いも悪い言葉も、そこに生まれる全ての因果と共に、
魂、思考、神に分散して記録され消えることはありません。
アカシックレコードとはこういった記録のことかもしれませんね。
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肉体は借り物です。
今生を共にする親友であり、神と繋がった神の一部です。
大切にしたいですね。
次回は肉体を支える「食べるということ」に戻って、靈的な面から考えていこうと思います。