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『 食べるということ (3)』
今回も引き続き「食べるということ」について考えていきます。
今回は僕の思考の変化、得た知識、食べ物に対する様々な思いもを中心に進めていこうと思います。
今回も十人十色、百人百色の一つとしてお付き合いください。
(※今回も画像、動画、リンク先は検索からお借りしています)
※以下2021.5.12~(旧)M研究所レポート 第14~17回
『食べるということ』(より加筆・修正)
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僕自身、完全菜食に切り替えて少しずつ知識と経験が増えてきました。
また、食べ物のせいかは分かりませんが、嗜好や思考も徐々に変化しているような気がします。
それまで食べていた物を腸内細菌たちが忘れてしまうのか、僕の記憶が薄れてしまうのか分かりませんが、例えばスーパーで肉や魚、乳製品などを見ても、次第に「興味が無いモノ」として視界に入らなくなってゆくのは我ながら面白いです。
僕の今までの経験を踏まえ、ビーガンという枠を超えて、様々な食べ物に対する思いや気をつけている点など、少し書いていこうと思います。
(肉類)
昔はお肉もたっぷり食べていました。
そのうち脂身が苦手になり、回数も量も減っていき、結局最後まで食べていたのは鶏肉でした。
自然に離れた感じなので苦ではありませんでした。
そして最近は街中や屋台の焼肉系の臭いがかなり辛いです。
嗅ぐと鼻の内側に貼り付いたように、いつまでも取れない感じがします。
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僕の感覚的にも肉を消化するのはかなり大変です。
後にも出てきますが、消化を助けるため肝臓がずっと休めないとすれば身体から見れば大きな問題です。
(魚介類)
お寿司大好きでした。
特に「アジ」や「イワシ」には当分目がいきました。
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「うなぎのたれ」も魅惑的で、今でもたまに自家製「うなぎのタレ風」を作り、「タレだけご飯」を頂きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1669803594560-N13HzIoVIF.png)
素麺には鰹ダシ、アサリやシジミのお味噌汁も美味しかったです。
エビせんべい、、、ありがとう、さようなら~。
(乳製品)
外食すれば高確率で出会います。
また、加工されて何にでも入っている印象です。
バターではなくギーという形で使われている場合もあり、インド料理では食べない説明をする時、注意が必要ですね。
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アイスクリームめちゃ食べてました。
カフェオレもかなり飲んでいたので、舌に合う豆乳に出会うまでは誘惑が絶えませんでした。
最近は豆乳以外にもアーモンドミルク、オーツミルク、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、ライスミルク等々、スーパーで手軽に買えて嬉しい限りです。
欲をいえば、添加物無しがもっと増えればいいなぁ。
チーズの魅惑もかなりのものですね。
ふわふわのスフレチーズケーキうまかったです。
最近は良くできたビーガンチーズがありますので、時々お餅に乗せたり、ナンでピザにして食べてます。
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(卵)
乳製品同様に、外食すれば高確率で出会う食材です。
お菓子にも多く使われています。
シュークリームやプリンのように牛乳と卵に甘みを足したお菓子は影響が大きかったです。
摂らなくなってからも意識してしまい、自然にスルーできるまでに2年以上かかったように思います。
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菜食に切り替えてしばらくは乳や卵が入ってないものを「選ぶこと」が大変でした。
外食の際は、乳や卵を食べないことを伝える技術?話術?が求められます。
(五葷)
ニンニク、ネギ類、ニラ類、ラッキョウ等のことですが、僕は以前より得意でなかったので、どちらかといえば「五葷も食べない」と堂々と言えるようになり楽になりました。
ビーガン + 五葷抜き = 毎日ほぼ精進料理といった感じですかね。
(少量の唐辛子、生姜は食べます)
僕の中で五葷とは、肉という強い動物的エネルギーに偏らないために必要な、強い植物という位置付けです。
無理に食べる必要はないと思っています。
僕はニンニクは元より、玉ネギでも食べると布団の中で自分のネギ臭に苦しみますので、、、(笑)
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(ハチミツ)
ビーガンでハチミツを良しとするかは、意見が分かれる所だと思います。
僕は妻(ハニーセラピスト)が薬用として買うモノのみ時々食べています。
(抗生剤なし、砂糖やシロップを与えない、数キロ範囲が無農薬、ミツバチが必要とする量は十分に残す、かなり厳格な薬物検査に合格した物だけ)
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昔よく食べていた安価なハチミツには違和感を覚えるようになり、ほぼ食べれなくなりました。
色々調べると、例え公正マーク付きでもミツバチの巣に砂糖やシロップを多量に与えて収穫量を増やす業者もいて、値段なりのようです。
直接シロップを入れて増量した粗悪品もあります。
また日本は農薬大国であり、国産だから安全とはなりません。
(白砂糖)
ビーガンとは直接関係ありませんが、白砂糖を良しとするかはハチミツ同様に意見が分かれるところでしょう。
(骨炭問題もありますが、今回は触れません)
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我が家ではかなり前から使っていませんが、外食すれば高確率で入っています。
白砂糖を拒めば、食べ物の選択肢をかなり狭めますし、色や風味を損なわず甘みをしっかり増すという意味では「すごいモノ」です。
人工甘味料よりは身体に優しいので、摂り過ぎないよう上手く付き合いたいものです。
白砂糖を体内で分解する際にはミネラルやビタミンを使います。
分解に足りない分は身体のストックから出て行くので、そういう意味では黒糖などの方が身体に優しいといえます。
僕は天然塩や塩化マグネシウム(にがり)をしっかり取るようになってからは、白砂糖を多く食べた後の口の中の酸っぱさにガマンできなくなってきたため、ちょっと敬遠気味です。
(アミノ酸系調味料・食品添加物)
いわゆる発酵調味料、うまみ調味料、味○素。
中華風もあります。
これも直接はビーガンとは関係ありません。
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味塩コショウは子供の頃から使っていたし、自分でご飯を作るようになってからも中華料理にはウェ○パーという時期がありました。
菜食になっても「植物性原料、選択肢が狭くなる」と、しばらくは入っていても食べていましたが、その内舌がしびれるようになり、自然と離れました。
日本では食品も、お菓子もこれが入ってないものは本当に少ないです。
海外では「MSG」と表記し、良くない添加物の代表格でもあります。
日本で認可されている添加物
指定添加物 432品
既存添加物 365品
天然香料 約600品
一般飲食物添加物 約100品
(※過去の資料なので変わってるかもしれません)
約1500種ある添加物の全てが悪者という訳ではありませんが、一部は完全に「毒」です。
「塩だって食べ過ぎれば死ぬ」なんて言う人もいますが、そういう話ではありません。
また自然由来、植物由来とされるものでも、安全という意味ではありません。
僕は買い物の際にはなるべく確認するのですが、日本では一部表示しなくてよいルールもあり、食事から完全に抜くのはほぼ無理です。
ここは日本の「食の闇」といえる部分ですね。
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また、僕の中では「ダイエットしたければ砂糖より添加物を抜け」という位置付けです。(※個人的な見解ですが)
身体にある解毒のための化学工場といえば「肝臓・腎臓」です。
肝臓や腎臓に余裕がない場合、「今処理できず排出できない毒」は一時的に「脂肪に包んで隔離(保存)」します。
運動しても脂肪が減らない原因の一つは、「肝腎」に分解や排出処理する能力が足りない時に毒脂肪を分解すれば、そこから毒が出て困るので身体が拒むのです。
つまり「肝腎力」に余裕がない限り毒脂肪は増え続けます。
添加物以外にもナノ金属類や残留農薬、一部遺伝子組み換え物食品も「毒」であり、普段から意識していないと肝腎に余裕ができません。
「毒となる物」を減らせば肝腎に余裕ができ、身体から脂肪分解の許可が出て、激しい運動をしなくても自然に痩せるのです。
(アルコール)
昔はお酒もたくさん呑んでいました。
なんちゃってバーテンダーだった時期があり、味見と称して呑みまくってました(笑)
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しかし菜食になってからはあまり飲めなくなってきました。
ワインの安定剤、日本酒の醸造用アルコールも身体が受け付けません。
今は入っていればコップ半分でも悪酔いしてしまいます。
酒は百薬の長であり、血流を良くし会話も弾みます。
しかしアルコールは分解すれば猛毒になるので、肝腎のためにも「質の良いものを少量」頂くようにしています。
(食感(歯ごたえなど))
例えば唐揚げの「じゅわー」といった独特の食感が忘れられないという方もあるようです。
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僕自身は、今はもう「食べたい!」といった欲求はありませんが、昔から「モドキ料理」にはかなりの需要があり、現在も本物に近づける研究熱心な方々がいらっしゃいます。
こういった方々の努力が、これから菜食を目指す人の助け舟となるかもしれません。
そして身体を借りているうちは、五感から様々な喜びを感じることも大事な学びであり、ビーガンであってもこういった食感を頂けるならば、ありがたいことですね。
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今回はここまでにさせて頂きます。
次回は靈体としての視点から「食べるということ」について考えていこうと思います。