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鳴海は信じた道をいく

君はこれから世界でいちばんタフな44歳のライターになる。ならなくちゃいけないんだ。

だってそうだろ?君は書くことと読むことが何よりも大好きで、その道をずっとひたむきに生きてきたんだ。

四半世紀以上前、君は春樹にあこがれる西武の青年だった。夜遅くまで近所のジョナサンで勉強をして。壮年になった今も変わらず深夜のファミレスにいる。

早大でても就職せずにニートして。

卓球やって野球して、自転車こいで昼寝して。

図書館いって水飲んで、コンビニ前では酒飲んで。

痩せて太ってをくり返し。


それでもずっとライターやって生きてきただろ?ホームランねらって安打量産してきたんだろ?

そう、だからこの先も、君は文章を書きつづけるしかないんだ。そうやって、自分の信じた道をドヤ顔で歩いていくんだ。なにがあろうとね。

お誕生日おめでとう。

文章講座、春の熊くらいよかったです。



2024年、さよなら西武屋上