「人気者になりたい」と思っていた自分が気づいた事
つまり、絵の業界の競争率は生活に必要な仕事などとは比にならないほどのものなのだ。そんな中で人気者になれるのはほんの一握りということを理解しておいたほうが精神が疲れないだろう。(もちろん、「じゃあ自分がそのひと握りとやらの中に入ってやればいい」というハングリー精神も大切だが)
絵に個性を出す方法
よく、「そんな個性的な絵をどうやって描いているのか」と聞かれるが、現時点での僕はとくに誰の真似というわけでもない。
もちろん、こうなるまでに色んな画家などに影響を受けてきたわけだが、絵に個性を出す方法を簡単に説明すると
1.まず、好きな画家や絵師などを三人ほど見つける。別に三人でなくとも、多ければ多いほどいい
2.その絵師たちのどこがいいと思ったのかを分析して、その良いと思ったところだけを混ぜ合わせて真似する。
3.そこに、「こうだったらもっといいな、ここがまだ足りないな」と思った要素を足す。これがオリジナリティになる
4.そうして出来上がった絵柄で何枚も絵を描く。こうしているうちに絵のバランスも自然とよくなります。
かなり端折りましたが、だいたいこんな感じです。
僕は最初はこの方法で描いていましたが、今は自分でつけ足した要素に全てが飲み込まれているような状態です。
好きな絵師の絵を参考にしたことでパクリ扱いされようと気にしなくて大丈夫です。(丸パクリやトレスはだめだけど)そもそも絵なんてこんなに沢山の人が描いていればかぶるのも仕方のない事なので「お前俺の絵パクっただろ」などと言っていいのは人類で一番最初に絵を描いた人だけなのです。
ちなみに絵が上手くなる方法というものは個人的にそんなものはないと思っておりまして、まず絵は上手さで勝負するものではない上どれだけ「上達する練習法!!」などと謳われている方法で練習したってやる気と楽しむ気持ちがなければいつまでたっても上達もなにもできません。(僕がそうでした。)
長文失礼いたしました。「楽して絵が上手くなりたい、バズりたい」や「どうして自分は頑張っているのに認められないのだ」と嘆く人が多いと思ったので言わせていただきました。