運命
運命(うんめい)より
運命(さだめ)的な感じですかね。
自分は不老不死を望む稀な人間です。
もちろん全世界の人がですよ。
ただその場合「僕158万9604歳になります。」とか誕生日の大事さ、尊さがなくなってしまうんではないかとか、そもそも「年齢」などいらないのではないかとか余計なことを考えてしまいます。
それでも無理でも僕はやっぱり
「不老不死」を望みます。
ですが避けられないですね。
亡くなったら悲しいですが
亡くならないと今後発展しないでしょう。
終わりがあるからこそ
「喜怒哀楽」があるんでしょうね。
(最近ポエマー)
本題に入ります。
これはある国のお話です。
〜〜歳になったら行かなくてはいけない。
それが義務だから。
その日までは自由に、他に迷惑をかけなければ
自由に生きていい。
だからその日までは思いっきり楽しむのです。
夏の暑い日も冬の寒い日も。
どこかに一緒に出かけたり
ご飯を食べてるのを眺めていたり
自分達だったら
例えば大学生だとして
入学した時に「4年間か…」ってなると思うんですが実際はあっという間ですよね。
自分は大学に行ってないのでどのような4年間かはわかりませんが
自分がカラオケ店員だった時
当時大学1年生だった子がアルバイトで入ってきて
そのまま卒業まで働いたのを見届けた時は
「月日が流れるのが早いな。」としみじみ感じました。楽しかった思い出とか長かったはずが、まとめると本当に一瞬なんです。
自分も33になって
「33歳…歳取ったな。」
とか思いますが大人になってからはめちゃくちゃ早い気がしてもう心配で心配で20歳くらいからやり直したいです。(性格も変えたい)
話はそれましたが月日が経つのは本当に一瞬なんです。
だから時間は有効活用しながら
楽しい時間をたくさん作ることが大事なのです。
他に迷惑をかけなければ自由に生きていい。
と言われた彼にもリミットが来ます。
寧ろそのリミットに近づくにつれて
純粋に楽しい思いができないのかもしれない。
それでも現実は残酷です。
時間は待ってくれません。
彼にその日がきました。
抵抗してもだめです。
だって義務だから。もう決まっているのだから。
無事に帰ってこれるか分からない。
傷だらけになるかもしれない。
怖くて仕方ないけどそれでも
「義務」「強制」には逆らえない。
彼は覚悟を決めた。
静かに頷く。
そして声は出さないが
(行ってくる…)
その彼の顔からは強い決意を感じた。
彼は責務を全うし戻ってくると
無傷で綺麗になって帰ってきた。
去年よりずっと綺麗になった。
つまり暇なんです。
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