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私が古典を扱う際には、 「古典」を扱うということは「自分の師匠や、自分の前世代の有名作家の古典文様を使った作品を、さらにマネすることではない」と考え扱います。 伝統工芸系では古典と称しながら上記のようなものがとても多いのです。 私は自分が直接古典に触れて、そこから「新しくなにかを産み出すこと」が大切だと考えています。 そうすることによって「古の人と現代人との文化的出会い」が起こるわけで、それが伝統の面白さです。 さらに「古典の本質を増幅させるために再構築する」ことが