古典の資料から文様を起こす時に気をつけること
古典の資料を使って文様を起こす場合、現代的な視点を古典文様のどこにフォーカスしてその古典文様の魅力の本質を汲み取り形にするか、ということが大切だと思います。
そこに気をつけないと、形式だけ似ている(しかもその形式も同じというわけではない)ヘンにこじんまりとした「間違ってはいないけども面白くもない仕事」になります。
それは「似て非なるもの」亜種のようなものになってしまいます。
古典の現物は良い意味でガサツであったり、良い意味で異様に細かい部分があり、素材や加工のメリハリが