
中野ブンチャカ日記 歯医者のこと2
こうして、20数年ぶりに新しい歯医者さんを訪ねるわけですが、何故かというと虫歯ではないのですが最近歯茎が腫れているのが気になり始めたわけです。いわゆる歯周病的であることは、歯磨きなどで出血するとか、妻から口臭を指摘されることも多かったことも大きい(というかその時点ですぐ歯科へなのだが)。酔っ払って、雑&簡単に歯磨きをして、やった感を自分に醸しているどころか、一日位はいいだろ、とそのまま寝てしまう日もありました。その間に口内ではツケがどんどん蓄積するのは当然のこと。これはもうダメと思うきっかけは下の前歯の歯茎が少し下がったこと。すごく恐ろしくなり、とはいっても歯ブラシでガリガリやるのもあまり良くないようで、じゃあ、どうすりゃいいのさサマータイムブルース!(©️子供ばんど)となったわけです。
新しい歯科では、まず歯科助手の方から、状況のチェックが入ります。細い針のようなもので、歯茎の溝に入れ出血を確認するのですが、20箇所もありました。なんてこった。やはり炎症をそこらじゅうで起こしているわけでして、これを解消するには千里の道も一歩からということでブラッシングの指導をしてもらいながら、くれぐれもしっかり(優しく)磨くように、歯間ブラシ(&フロス)もしっかり使うように。と少女のようなお若い歯科助手先生にマスク越しに笑顔でビシッと言われたのでした。あ、頑張りますとトボトボ帰り、その歯科で購入したブラシ等々により、素直に、決意新たに磨き始めるのです。仕事も内勤なので、昼ごはん食べたら必ずサッとある程度磨けることも助かりました。
1ヶ月後にまた行きますと、もう一度チェックして10箇所くらいに減りまして、歯茎も締まってますよとお褒めの言葉が。なんか、歯を白くする噴霧するものもやってもらったので、積年のワイン、コーヒー、紅茶のいわゆるステイン関連、またお仕事や家庭関連の、声にできずに層になり引っ掛かっていた嘆きや悔しみ、その他諸々があっさり取れてきてこれは嬉しい。「白い歯っていいな White&White」のCMフレーズが脳内に流れちゃう。
地上波デジタル放送に伴い、我が家はテレビが撤廃されたのでTVCMに接触することは今や、ほぼなくなりましたが、過去のCMはやっぱり覚えているなあと、ぼんやり歯科のリクライニングの椅子で思っていると、件の担当歯科助手先生から、周年記念で歯列矯正が安くなりますよというお知らせが。むむ、私の歯並びは確かに悪いというか、いわゆる上の前歯は出てるし(欠けてるし)、下の前歯周辺も以前は並んでいたのに何故か今は交互に角度がついているではないか。 それはそうで、アラレもなく口の中を開け続け、しっかり、診ていただいているのだから、先生は全てお見通しなのです。奥歯など一部分しか噛むときに使わないと、年を取ると一部すり減ってしまいバランス悪く痛みなども出る可能性が。人生100年、元気に噛めないと都合も悪いとのこと。なるほど。 確かに高校生の頃に、矯正したいなあと思って母親に話をしてみたところ「うちにはそんなお金はありません」との模範解答により、その願いは遠い彼方へ行ったきり。ここで56歳にしてもう一度考えることになったのでした。「ちょっと考えささせてください」と解答を先延ばしをし、またヨレヨレと帰ったのでした。ああ、どうしようか。。。 (続く)