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自己紹介 | 37歳、癌になりました。
「なぜ、私が」という出来事は、重なるようにやってきて
抗がん剤治療の途中で角膜潰瘍になり、一時は混濁で片目が一寸先まで見えなくなりました。
写真を仕事にしていた私は、片目の混濁が残ることで、今まで美しいと感じていた光景を同じように美しいと感じられる日常が消えてしまうのではないかという恐怖で、癌治療という“死なないための治療”を受けながらも、“死んでしまいたい”と願う日々を過ごしていました。
ここでは、そんな私の独り言を記しています。
01.私のこと
名前 : 夕貴
年齢 : 30代後半
職業 : 写真家
趣味 : 愛犬と過ごす
02.noteを始めようと思った理由
どんなにもがいても、過去の自分に戻ることはできません。でも、今の私だから感じること、思うことがあるということに、やっと気づけた今、言葉で残しておこう。そう思ったのが理由です。
癌治療の記録や、経験談は私が残さなくても
わかりやくす、丁寧に残されている方が沢山います。
だから私は、私の内側から出てくる想いや記憶を紡いでいきたいと思っています。
【病歴】
乳がん ステージⅡ
・温存手術
・放射線治療
・抗がん剤治療8クール
・飲み薬にて治療継続中
角膜潰瘍(左目)
・目薬での長期治療
・後遺症 : 角膜混濁 不正乱視
03.書いていくこと
2025年2月現在、抗がん剤副作用の脱毛で、眉毛はまだ無いし髪はウィッグなしでは外に出られません。
浮腫や生活習慣の変化から体重は増えてしまいました。数えきれないくらい涙を流した瞼は皮膚が伸びてしまって片目は三重になってもうもどりません。後遺症の角膜混濁は光が視界を妨げます。そして、これからも再発の不安と戦う日々は続いていきます。
嫌なことも沢山思いつくのが現実だけど、それでもいい。ただ、私は“新しい私”が受け取る喜びやあたたかさだけを残していく場所があっても良いのではないかと思いました。
・治療中感じた事
・私の感性で受け取った事
・これからの未来に私が残したい言葉
・趣味や仕事のこと
・さまざまな気づき
などなど、私なりに紡いでいきたいと思います。
04.最後に
「羽をなくした鳥は、新しい翼を手に入れたのです」
noteを書きたいと思えるようになったことが、わたしの大きな一歩。
木島夕貴という人間が、木島夕貴であろうと思えるようになったこの日を忘れないように、“今”を残していきたいと思います。