ユキハラ創作企画 月間報告(10/01-10/31)
実入りと、たがやっしゃる
取材としてぼっち乗車した仙台港のアウトレットモールにある観覧車で撮影した写真が今回のサムネイル画像だよ。
いくつかようやく出せるものができて、本来だったらたくさん文量を使って紹介するところなんだけれど、原稿を書き始めた現在の時刻は23:00で、日付が変わる前に出さなきゃだからちょっと短くなっちゃうよ。
『プトリカ』でシステムを担当したよ
10/07発売のトトメトリ制作のメランコリック・ノベルゲーム『プトリカ 1st.cut:The Reason She Must Perish』で、ユキハラ創作企画がシステムプログラムを担当したよ。前回の報告で書いていた“今年度の最大規模の受注案件”はこれのことだったというわけ。
トトメトリのこと(正確には実質の前身と参加クリエイター)を知っている人なら、僕がどうしてあんなに忙しくして張りつめていたのかを察してしまえると思うんだけれど、実のところ、僕は納品後に初めて事の大きさを実感したんだよ。というのも、僕は美少女ゲームからノベルゲーム制作に入ったわけではなく、さらにインプットが極端に少ない状態が何年も続いているから、ファンベースの大きさについてあまり知らない。「お仕事に自分の感情は必要ない」という自己指針のもとで情報収集もしないで作業に専念していたもんだから、発売後の反響で自分が関わった物語の実像をようやく認識できたんだよね。
もちろん単なる規模や質、そして単純に物語として大きく強いものだというのは最初から感じていて、それをLight․vnで届けるためなら参加したいという思いはずっと持っていたよ。実際に受注に至ってからは今年の最大値を計上できるようにがんばった。発売直後に動作が重いって意見がいくつか出てきたのを見てすぐに軽量化に動いたのは、あくまで個人的に、今年やこれからのユキハラ創作企画を懸けていたからだね。
システムのことはともかく、こころが間違いなく動く物語『プトリカ』をよろしくお願いします。シリーズ作品だから、今後もフォローしてね!
僕は最後のシーンに心を占められながら作業をしていたよ。やっぱりシステムプログラムでの参加は物語に満たされながら作業できるのがいいね。
『春に生きれば』モバイル展開
永遠と不変のポストアポカリプスADV『春に生きれば』が、Google PlayとApp Storeでも発売されたよ。
『春に生きれば』は「ROUND ZERO, Inc.」のパブリッシング作品としていくつかの施策で先陣を切る役割を担ってきたけれど、今回はLight․vn製作品で初の、モバイルへの有料作品としての展開となったわけだね。
「モバイル環境は、もしかすると『春に生きれば』の世界を感じるには適しているかもしれない」って僕は思うよ。きみの手元の小さな世界になれる物語として、改めて送り出すね。
「ROUND ZERO, Inc.」は、Light․vnが公式に提携するパブリッシャーとしてSteam/Google Play/App Storeへの作品展開を行っている。今後の展開等は、僕じゃなくてパブリッシャーの公式アカウントでフォローしてね。
『ROUND ZERO, Inc. 公式アカウント】
https://twitter.com/ROUNDZERO_inc
『日進月歩』の取材旅行に行ってきた
10/25-28は、ユキハラ創作企画の次回作『日進月歩』の取材旅行に行ってきたよ。これの詳細は発売近くとかに改めて単独の記事にしようと思っているから、ここではあまり書かないでおくね。
とりあえず、シナリオは書けないままで行ってきたということだけは書いておくよ。なんとかタイムスケジュールは組めたけれど、取材中にいくつか修正が必要だって判明して、これからまた忙しくなるね。
おしまいだよ(まだ続くよ)
新作の制作、フレームワーク整備、Light․vn Wiki編集(またエンジン更新があったから追いつかないとね)、受注案件、教育事業、あとは……たぶんたくさん。今年はまだまだ終わらないし、まだまだ忙しくなりそう。お仕事があるのは、無いよりもはるかにしあわせなことだよ。
それじゃあみんな、素晴らしい創作生活を!
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