からあげクン焼印のからあげクンに遭遇した【フードエッセイ】
節約の第一歩は「コンビニに立ち寄ることをやめる」ことから始まるといつかどこかで読んだ気がする。
コンビニには誘惑がいっぱい。何も買う気がなくても気がついたらデザートやアイス、コーヒーを片手にレジに向かっている…なんて経験。あなたにも思い当たるのでは?
私はというと、最近は用事もないのに寄ることはめっきり減ったが、帰路の道中にあるローソンには週2ペースで行ってしまっている。
ちょうどお腹が空いている魔の時間帯。コンビニに吸い込まれるのは仕方がないように思う。
ちなみに買うものは大抵決まっている。
スイーツ・お酒・からあげクンのどれかだ。
おかしやカップ麺をドカドカ買わなくなったところに成長を感じている。
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さて、本日の主役であるからあげクン。限定味も含めると5種類以上は店頭に並んでいることが多いが、私は9割方レッドを購入している。
以前は辛いものが今より遥かに苦手だったのでレギュラー一択だったのだが、お酒の味を覚えてからはレッド派に寝返ってしまった。
この日は同居人が買ってきたからあげクンを2人で食べていた。
何の気なしに楊枝で刺して、何の気なしに口へ運ぼうとした時、いつもと様子が違うことに気づいた。
今思えば天啓だったのかもしれない。
からあげクンに、からあげクンの焼印が!!!!
この存在は知ってはいたが、遭遇するのは初めて。信じられないくらいテンションが上がった。
こんなにテンションが上がったのは推しのコンサートが当たった時以来だと思う。
後から確率を調べてみると、1000粒に1粒の確率とのこと。
からあげクンは1箱5粒入りなので、200箱買えば1粒はからあげクン焼印がついているかもしれない…ということなはず。(計算あってるかとても不安)(雪原の高校の数学評定は2)
レアだ…とんでもなくレアな子を買ってしまった…と喜んだのも束の間、上には上がいることを知る。
なんと王様バージョンの焼印もあるらしいのだ。
こちらの出現確率は4000粒に1粒。
4000粒って途方もなさすぎる…
一生に4000粒もからあげクン食べれるのか…もしかしたら一生会えない可能性もあると思うと寂しい気持ちが募る。
いつか会いたい…キングオブからあげクン…
まだ見ぬ王様に思いを馳せて、今日もローソンに向かうのだ…
節約は…別の方面で頑張ることにしよう。