「ゼロ」を褒める
これも、スクールカウンセラーの方の言葉。
自分のことが好きじゃなくて
自分に自信がなくて
自分がどうしたいかが分からない
そんな子どもたちがたくさんいます。
育ってきた環境はちがっていても、
自分の価値を認められない子どもたちは、
どこかで悲しい勘違いをしていることが
あります。
「自分には何かが足りない」
(だから、愛されない)
そんな子どもには、
「あなたはそのままで素晴らしい」ことを
伝えて、伝えて、伝えることが必要です。
たくさん、たくさん褒めることが必要です。
でも、どこを褒めればいいの?
褒めるところが見つからない、
と、大人は言います。
だから「ゼロを褒める」のです。
「よく来たね。あなたの元気な顔が見られて嬉しいよ」
「今日は赤い服を着ているね」
「さよなら、また明日!」
大げさな褒め言葉はいりません。
事実を口するだけ。
それだけで、
「存在を認めているよ」という
メッセージになります。
そのままの「あなた」という存在を
認めているよ。
そんなメッセージのシャワーを
たくさん、たくさん、
注いでくださいね。