Anki の先取り復習
毎日 Anki での単語復習が日課になっていても、中にはどうしてもその時間を取れない日もあります。たとえば、
翌日は丸一日、予定が詰まっていることがあらかじめ分かっている時。
翌日はおそらく疲労がたまって Anki をする体力がないだろうとあらかじめ分かっている時。
など。
Anki をすることができなかった日の翌日は、その前日にできなかった分も含めて倍ほどのカードをこなすことになるので、負担が大きいです。
わたしはやらなければならないことはできる間にしておきたい性格なので、もし前日にゆとりがあれば先取り学習をする方法はないかなと前々から考えていました。
でも、前日に翌日分をまとめて全てをするのも負担が大きいので、
できる範囲でその翌日の一部分だけを復習することはできればいいのに、
と思っていました。
すると、その願っていたとおりの「先取り復習」という機能が存在することを知りました。
あちこち調べてもその情報の詳細をなかなか見つけることができず、断片的に見つかった情報があったので、実際に試してみた上で、願っていた先取り復習が無事に行うことができたので、その方法を記します。
それぞれのデッキの学習を終わらせた時に、必ず表示される画面があります。そう、この、「おめでとうございます!」という画面。
いつもよく眺めずに、今日もやり切ったと思いホッとしながらただ通り過ぎていたこの画面の中に、カスタム学習というリンクがあることに気付きました。
これをタップ(PCではクリック)すると、
カスタム学習画面に移ります。
Anki を約 2年間毎日使ってきて、初めて見た画面でした。
これほどたくさんの機能があるとは ..
この中に、「先取りして復習する」という項目を選ぶとオプションで日数を記入することができます。翌日の分のみを先取り復習したいのであれば、「1」と入力します。
作成したデッキが並んでいる最初のホーム画面の中のいちばん下に、カスタム学習セッションという項目が追加されます。これを選ぶと、普段そのデッキを学習している通常通りのカード学習画面が表示されるので、いつもどおりに答えていくと翌日分の先取り復習をすることができます。
わたしはその日、当日分をすべて終わらせたあとに、あるデッキの先取り学習 1 日分の設定をしたので、翌日に予定されていたそのデッキのカード枚数の 143枚 がここに表示されました。143 枚すべてをできなくても、翌日にまた続きをすればいいだけなので、気軽に使える機能だと感じます。