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動くたびにからだのなかにリズムと音楽が湧き上がってくるエクササイズ。

朝からスタジオ紹介動画の撮影。
写真はスタッフ、そして撮影してくださった福島千種さんと一緒に食べたランチボックス。鎌倉にあるFOODSTAND magaliさんにお願いしました。
ここのキッシュはスペシャル!本当においしい。
きょうのキッシュはカリフラワー、ベーコン、チーズ。
お肉が苦手なわたしにはベーコン少なめのところをカットしてくださったステキなお店です。


さて、動画を撮影していて気がついた。
ジャイロトニック®︎トレーナーになるためのトレーニングを始めて受けてから、来年で20年になる。うーん。そうか。
ぶっちゃけ、ここまで続くとは思いませんでした。
20年前、日本にはマスタートレーナーがいなかったのでティーチャートレーニングコースを受けにロサンゼルスに行きました。
飛行機も苦手だったし、外国もほとんど行ったことがなかったぐらい興味ゼロ。ジャイロトニック®︎気持ちいいし、好きー!ぐらいの軽い気持ちでした。


ロサンゼルスでのトレーニングコースはもちろん英語。
今よりさらに英語ができなかったわたしは全く理解できなかったし、動くということや人間のからだについて何ひとつわかっていませんでした。
だいたい体育も苦手だったし。
コース中、自分では目で見たことをそのままやっているつもりだったので、何が違うのかできてないのかもわからず、トレーニングコースに参加しても混乱するばかりでした。

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20年前のわたし。
いまもからだはかたいですが、背骨のかたさがハンパじゃないころ。
腰痛がひどくて、何をするもの億劫で、飛行機も外国も無縁だったのにジャイロトニック®︎に出合い、人生の新しい扉を間違ってあけちゃったかも。
そんなころの写真です。

運動も苦手。
英語も苦手。
ジャイロトニックをやるのに、自分が得意でできることなんて何ひとつなかったのに、なんで20年もやり続けたんだろう?
そう思ったときに、感じたのはできなかったことができるようになる、その過程、通り道が面白くて、楽しかったから。


「キミは腰痛だろう。こんなふうに動いたほうがいいよ」
と教えてくれた先生のハンズオンに感電するかのごとく感動!
以後、アトランタ→台湾→ニューヨーク→シンガポール→上海・・・と、先生の追っかけをした日々。
怪しい英語でのティーチングを受けてくれた外国のトレーナー仲間。
「英語ができなくても大丈夫だよ。見ればわかるから」と励ましてもらいながら、なんとか終えられたトレーニングコース。

出会う人、出会った人たちと過ごした時間、その景色や風景。
そこにいるときは大変で必死で泣きそうなことばかりだったけど、通り過ぎたらその景色はとても美しかったし、楽しかった。
って思えるのは、わたしの能天気な性格のなせるワザなのでしょうけど。

「こんなもん、難しくて教えられない」

離れたときもふと気がつくと、ジャイロトニック®︎やジャイロキネシス®︎のような動きかたをしたいと思うからだがいた。
そして、何より動くたびにからだのなかにリズムと音楽が湧き上がるのが、ピアノが大好きなわたしにとってとても楽しいことでした。


どんなに素晴らしいエクササイズがあっても、それがどんなに効果的であっても、動くたびにからだの中に音楽とリズムが感じられるのはジャイロトニック®︎とジャイロキネシス®︎だけでした。


そんなことをふと思い出した撮影。
これからもずっとずっとできたらいいな。
理想は120歳ぐらいまで(あと60年以上)。





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やまもとゆきえ
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