病は気から 繰り返すパートナーシップの問題〜私の場合〜
私はずっと、自分のことが大嫌いでした。
それがもっともわかりやすく出ていたのが、パートナーシップの問題です。
私が選ぶ人は、いつも決まって、「絶対に私を好きにならない人」でした。
ハッピーマニアの中でシゲタカヨコが「あたしはあたしをスキな男なんてキライなのよっ」というセリフを言うシーンがありますが、まさにそれです。
しかもタチの悪いことに、最初は「私を好きにならない」だけだった条件に、そのうち「見た目が私好み」がくっつくようになり、事態はさらに悪化していきます。
表面的な感情では、愛されたい愛してほしいと本気で思っているから、愛されない現実がとても辛いと感じます。常に、もっと私を、私だけを見て!と思い、そのための努力をし続けます。
でも、本心ではそうではないので、相手の気持ちが自分に向きそうな気配を察知すると、途端に気持ちが冷めてしまうのです。
結果、その恋は終わりを迎え、またうまくいかなかったと悩む。
残念すぎて、かける言葉もありません。
実際に私がずっと忘れられなかった人は、彼のお母さんだけを見ていました(彼自身も気づいてないと思うけどね!)。お母さんの気持ちを自分に向けていたいから、いつまでたっても絵に描いたようなダメ男。最終的にある人から、「一生それを背負う覚悟がないなら別れなさい」と言っていただいたことで別れる決心をしたのですが、その後もずっと、どうやっても自分を好きにならないその男の影を追い求め、「彼をそんなふうにしたのは私だ。そんな私は幸せになってはいけない...」という意味不明の罪悪感で自分を責め続けました。
その罪悪感のせいで、私は2〜3年ほど生理が止まる経験までしています。
このことに気づくまで、とても時間がかかりました。
さらに、腑に落ちるまでに納得できるようになったのは、結婚して子どもまで産んだ後の、割と最近の話です。
(ちなみに結婚できたのは、このままでは一生ひとりぼっちだということに気づき、自分の好みを封印したからです。夫、ごめんよ。)
ホメオパシーを学び始めたことがきっかけでインナーチャイルド癒しが始まり、行ったり来たりしながら、何度も何度も繰り返し自分と向き合い続けた結果、ようやくここまで辿り着き、この文章を書いています。
このケースからわかること
①病気の原因は自分の中にある
②自分と向き合い続ければ、答えは必ず見つかる
形は違えど、同じようなことをして、苦しみの無限ループに自ら入り込んでいる人は少なくないと思います。
ホメオパシー健康相談を通して、来ていただく方の症状も心も軽くできたらと思っています。