40年の願望、熱望、切望に、違和感・・・New York留学準備・・・63

20歳の頃から憧れ続けたニューヨーク移住。
懐かしいと言う根拠のない思い込みと、田舎者ゆえ、大都会への憧れで切望し続けた40年。
恋しくて恋しくて恋しすぎて何度も泣いた40年。
いつかいつかと熱望しつづけた40年。

その夢が叶うまで、あと1か月と1週間。
ニューヨークに住み、マンハッタンへ通学し、クリスマスも年末年始もニューヨークで迎える。まさに【A dream come true】

ところが、恋しすぎて泣くほど憧れていたニューヨークに移住できると言うのに、ドキドキやワクワク度が、思いの外、低い。
盲目的にキラキラと憧れていた以前とは違い、これから戦いにでも行くような、戦闘モードがある。
もちろん、ワクワクドキドキはしているが、初めてニューヨークに出発した時のような、キャピキャピ気分とは明らかに違うワクワク感。
60歳を目前に、残りの人生を賭けて移住するのだから、精一杯努力し、
めいっぱい楽しみ、逞しく戦うぞという気持ちだ。

以前に行った観光地にまた行けると思うと嬉しいし、行く予定でいる。
国籍、性別、年齢、宗教、習慣などが全く違う人たちと関り、広い世界を見られることも楽しみだ。

反面、一抹の不安もある。超健康体で病気知らずの私でも、さすがに老化現象には抗えない。体力低下はもちろん、物事を受け止める感性が、以前より鈍くなっていると感じる。Writerとしては致命的だ。

けれども、人生の艱難辛苦を乗り越えてきたからこそ、多少のトラブルや突拍子もないことが起きたとしても、案外笑ってやり過ごせそうな気がする。その時はオロオロして、パニックになって、慌てふためくだろうが、
後々笑い話や武勇伝に変えるなどして、楽しめる自分がいると思う。
笑っちゃうほど大変な状況になっても、なるようになるサと、足取り軽くマンハッタンを闊歩していそうな自分を想像する。

やりたい事がたくさんあり、残された時間や大人の成長と闘いながら、
自分の人生の主人公は自分であることを、とことん楽しみたい。

いいなと思ったら応援しよう!

YUKIE
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!