断捨離の勧め・・・New York留学準備・・・67

ボヤキながらも進めている断捨離効果もあり、
現在の住まいが段々と空っぽになっていく。
玄関で出迎えてくれていたプリンセスたちはいなくなり、
癒しをくれていた植物たちは、植物好きの友人宅にお嫁入した。

今まで何気なく目にしていた物たちがどんどんなくなって、
無機質なカプセルホテルにいる感覚に近い。

自称クラタ―コンサルタントのやましたひでこ氏が、
【40代50代は「断捨離」に最適なタイミング】と言っていた。
私は59歳と11か月で断捨離中だが、大変な作業だ。

今、大変なのは、HDDに溜まりに溜まった推しの録画番組。
HDDデッキは処分するので、ブルーレイディスクに落とさなければならないのだが、方向音痴選手権で世界一に輝ける、スーパー方向音痴同様、
機械音痴でも世界一なので、やり方が分からず、途方に暮れている。
説明書を見てもチンプンカンプンなのだ。
そして使用中のパソコンは、ブルーレイディスクに対応しておらず、
外付けのレコーダーを買ったはいいが、ダウンロードだの設定だのがわからず、困り果てている。

〝身軽にする〟〝未練を残さない〟〝断ち切る〟〝新しい人生を0から出発する〟そう自分に言い聞かせながらの断捨離のはずだが、推し関連は手放せない。サブスク解禁をしていないので、CD＆ブルーレイディスクはニューヨークに運ぶ。何しろ私の元気の素なのだから。

私の人生、引っ越しが多く、それほど物が多いわけではないが、
それでも毎日少しずつ捨てる物が出てくる。
今は、1人住まいの断捨離で大変大変と言っているが、
実家には、かつて家族4人で暮らした家に、高齢の母が1人で住んでいる。
母亡き後、実家じまいをする時が来ると思うと、背筋がゾゾ～ッとなる。
会う人ごとに、断捨離を強く強くお勧めしている。