59歳と365日。40年熱望し続けたニューヨーク移住へ出発。チェックインの巻
チェックインは18:30からと言われたので、しばらく展望デッキに出て、
次々に着陸してくる飛行機を眺めていた。山手線や新幹線並みに到着し、
向こうの方には飛んでいく飛行機が見えるのだが、こんなに頻繁に行き来していることに驚く。
そういえば街中でも、場所によっては、日本語が聞こえてこない時があるほど、海外の人が多い。空港内でも、日本人より海外の人の方が、多いような気がしないでもない。
国を跨いだ人の出入りが、思いの外、多いことにも驚いた。
夕方から夜にかけての、1日のうちで1番好きな時間に、空と発着する飛行機をひとしきり見て、まったりしていた。空港内が暑かったので、外は程よく涼しくて、夕暮れ時の展望デッキを楽しんでいた。
ふと、時計を見ると17:30。少し早いが、預け入れ荷物が多いので、
チェックインカウンターに行くことにした。
予め自宅から宅配で送っておいた荷物を引き取ってカウンターに行くと、
すでに長蛇の列。え?18:30じゃなかったの?
慌ててチェックイン機の前に並び、いざ操作をしようとするのだが、
該当のボタンが見当たらない。まあ、機械音痴だしなと思い、お兄さんスタッフに聞くと、パスポート提示を求められ、
「学生ビザの人は機械でできないんです。すみません」
といいながら、向こうの1番端にあるカウンターを示した。
見ると、ゲゲッ、もっと長い列やんけ。仕方がない、並ぶとするか。
大量の荷物を積んだカートを、うんとこしょと運び、1番端にあるカウンターに並んだ。
そしていよいよ私の番。でっかいスーツケース2個、でっかい段ボール1個を預ける。3つともとても重いので、申し訳なく思い、荷物係のお姉さんを手伝った。ちなみに、スーツケースは縦30㎝、横47㎝、高さ70㎝、機内持ち込みスーツケースは縦21㎝、横35㎝、高さ53㎝、ダンボールは縦42㎝、横65㎝、高さ47㎝。
よっし、預け入れ完了!
ところが、チケット発行係のお姉さんが怪訝な表情をしている。
え?何?何? あ、わかってるよ。段ボールが超過なんでしょ?
超過料金払いますよ。
荷物は2つまでは無料だが、3つ目からは超過料金がかかる。
ところがおねえさん曰く、
「羽田からホノルルまではeチケットが紐づいているのですが、ホノルルからJFKまでが紐づいていないようです」
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知らんがな。
そして、一旦預けた荷物を、うんとこしょっと、またカートに乗せかえて、別カウンターに案内された。そこではホノルルからJFKまでのeチケットの紐づけと、羽田からJFKまでのチェックイン、そして段ボール分の超過料金を支払った。
私が並んだ1番端のカウンターは、実は1便前の列だったらしく、同じ便の人がまだこれからの手続きを並んで待っている中、別カウンターおねえさんのおかげで、サッサと済ませることができた。ラッキー。