淡々と断捨離中・・・New York留学準備・・・62

メンドクサイ断捨離だが、避けては通れない。
買取業者を名乗りながら、ほとんど買い取ってくれず、それどころか処分費用をガッツリ請求される。それなら、大物家具家電は業者にお任せするとして、売れる物は売り、捨てられるものは自分で捨てていくことにした。

LPレコード、CD&DVD、本、服、パンフレットなどは、それぞれ専門業者に頼んだ。大した額にはならないが、段ボールや集荷は無料だし、地域指定のゴミ袋代にはなる。
どうしても手放せない本やCD&DVD、その他は、段ボールで預けることにした。1箱300円程度なので、3箱預けても1か月1,000円ちょっとで収まる。
トランクルームを借りるより、断然安上がりだ。

一足先に退去をした娘が言っていた、
「退去は大変だよ。引っ越しの方がずーっとラク」
その言葉を、身を持って体験している真っ最中である。

そしてお約束・YUKIE脳は対応しきれず、ぐっちゃぐちゃになっている。
あちこちの業者から段ボールを請求し、数日後に届く。そしてまたあちこちの業者から荷物が入った段ボールを集荷に来る。あちこちの業者とのやり取りはメールなのだが、ご丁寧に、段ボール発送後、集荷日時、段ボール到着、査定結果を、逐一知らせて来る。
レコード、CD&DVD、本、服、パンフレットと、今のところ5社×数本のメール連絡。そこに普段のメール、友人知人とのやり取り、ニューヨークとのメールの送受信で、もう、ぐっちゃぐちゃ。

〝あれ? この段ボールはどこの?〟
〝あれ? この段ボールには何を入れるんだ?〟
〝あれ? この段ボールはいつ集荷?〟
〝あれ? このメール返信した?〟
〝あれ? 申込書のダウンロードとプリントアウトした?〟
〝記入は?〟

1度にあれもこれも手を出したため、もう、何が何だか訳が分からなくなっている。やっかいなことに、すべての段ボールが無地で、印字印刷が一切ない。そこに新しく購入したドデカスーツケースと機内持ち込みスーツケースが届き、他の断捨離物と混ざって、脳内同様、部屋も魔窟状態である。
 
それほど多くの物を持っているわけではないのに、まだまだ処分品は次から次に出てくる。こうなってくると、〝身軽にする〟〝未練を残さない〟〝断ち切る〟〝新しい人生を0から出発する〟そう自分に言い聞かせつつ、泣きながらすでに捨てた数々も、無くなってしまえば自然と気持ちは静まった。

全部捨て去って退去する時、私はどんな気持ちで、何を思うのだろう。

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YUKIE
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