なっぱ

本、食べ物、歌、服、絵、科学  地球温暖化

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愚直に書いた地球温暖化の話。全ての人へ

 東海、関東を中心に日本を襲った超大型台風19号。かなりインパクトがありましたよね。特に、大雨による河川の氾濫、そして浸水の被害が甚大でした。私は幸い大きな被害を被ることはありませんでしたが、今も途方に暮れている方々が数多くいると思います。  今回の台風19号をはじめとして、大きな台風が本州に上陸することが増えてきました。さらに近年の尋常ではない猛暑や豪雨。夏場に気温が体温を超えることが珍しくなくなっています。  そうです、地球温暖化。実はこのテーマを書きたくて、少しでも

    • ニットを古着で買ったのは

       先日、古着屋さんで真っ黒な半袖ニットとかっこいい柄の巻きスカートを買った。  ニットは首回りがつまっていて、すっきり上品。胸元のポケットのおかげで、カジュアルさもあり着回しが効く。巻きスカートは、顔が薄いために華やかな柄モノは着こなせない私にも、なんとかなりそうな渋めのトーン。憧れの柄スカートだ。  とても気に入って、るんるんで母に見せたら、似合ってるねと褒めてくれたものの、「そのニットを古着で買う意味がわからないなぁ」と言われてしまった。シンプルなニットだったので、探

      • 地球温暖化は技術の発展だけでは解決しない〈後半〉

        続きです。前半はこちらです。 後半は以前の自らへの反論という形で経済成長と技術の発展について考え直し、技術者・研究者はどう地球温暖化に向き合うべきか(研究者の道へ進む人が多い学校なので自戒もこめて……)について述べています。 4.経済成長と技術の発展に対する妄信 以前の私は、技術さえ発展すれば、環境への配慮と経済成長の両立ができ、全て解決するのではないかと思っていた。そして、暮らしが豊かになるには、経済成長が不可欠だと思っていた。この文章を読んでいる人の中にも、以前の私と

        • 地球温暖化は技術の発展だけでは解決しない〈前半〉

          今年の1月に学校の課題で書いた文章です。 以前書いた地球温暖化の現状についての記事↓を土台に、時間軸を若干未来に移して地球温暖化について論じました。文章としても議論としても未熟で恥ずかしさもありつつ、でもそれなりに面白いものが書けたとも思います。 自分としては、1年後やその先、ここからどう自分の主張が変わっていくのか、記録としてここに残しておこうと思いました。 読みやすいように前半と後半に分けて投稿します。引用文献等は後半にまとめて記載してあります。前半は地球温暖化の現状

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        愚直に書いた地球温暖化の話。全ての人へ

          RADは悲しみの側にいる

          RADWIMPSがやっぱり好きだなぁっていうただそれだけです。全てあくまでも私個人の感想です。 RADって悲しみの側にいる人たちだなって思うんです。どの曲が、とかじゃなくて、明るい曲も暗い曲も、そういう感じがする。曲というかバンドのスタンス自体かなぁ、私にはそういう風に見える。 幸せを歌っても、希望を歌っても、悲しみの中にある人を忘れてないよっていう、そういう温かさ、優しさがあるなって。 絶体絶命はじめてRADの曲を聞いたのは中学2年のとき。最初に聴いたのは25コ目の染

          RADは悲しみの側にいる

          『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を読んで

           障害を持つ方とコミュニケーションをとるとなったら、自然体で接することができますか?  けっこう身構えちゃいますよね。特に初めて会ったときとか。  以前、大学で5日間の短期のゼミをとったとき、十人前後のメンバーの一人に吃音を持つ学生がいました。ゼミ初日に簡単な自己紹介をしていったのですが、その学生はつっかえながらも、どもってしまうことを受け入れている様子で自己紹介をしていました。吃音の緊張しているようなイメージと同時に、落ち着いていたというか、堂々としていたというか、そん

          『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を読んで

          『父が娘に語る 美しく、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』を読んで

           経済は門外漢なのですが、題名にもあるように娘に向けて書かれた体の本なので、わかりやすくて頑張らずに読むことができました。経済について知りたいけど、どの本も難しそうという方にはとってもおすすめです! 概要 『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』の著者であるヤニス・バルファキス氏はギリシャの財政危機の最中に財務大臣になり、債務の帳消しという大胆な主張をしていた人物です。  娘の、世の中にはなぜ格差が存在するのかという疑問に答えるために、経

          『父が娘に語る 美しく、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』を読んで

          中国のSF『三体』を読んで

          話題のSF、『三体』を読んでみました。まだ読んでない人、読むか迷っている人、もう読んだ人。私なりにおすすめポイントをまとめてみたので、ゆる〜く楽しく読んでいただけたら嬉しいです……! なるべく避けましたが、ネタバレ含むところには【】を付けています。 去年9月に中国へ行ってからというもの、食べ物だったり漫画だったり言語だったり。ゆるゆると中国ブームが続いていた私は、中国のSF大作と聞いて喜んで手を出しました。 『三体』は膨大な知識ととんでもない想像力をノンストップでぶつけて

          中国のSF『三体』を読んで