「イールドのセッションを受ける際の同意事項について」
イールドのセッションを受けるに際しての同意事項が、イールドのサイトに掲載されています。
6つの同意事項があるのですが、そのうちの二つを以下に記します。
⭐︎「治癒の過程で起こりうる心身の反応と周囲の人間関係の変化を必要な過程として受け容れ,施術側に依存・任せきりになることなく,自分がそのプロセス全体に責任を持つこと」
⭐︎「症状の改善を含む根本的な解決のためには,受け手の人生・ライフスタイルを見直す必要性を理解していること」
セッションを受けることでからだが安全、安心を認識し、ゆだねる動き=イールドすると、自己調整の力が発揮されて結果的に症状の改善がみられるなど、より楽なバランスへとからだが変化していきます。
このようなことを体験することで、安全安心をしっかり認識したからだがどんな感じであるか分かっていき、そうでない環境(人間関係も含め)に対しては違和感を感じやすくなります。
たとえ心地よくない環境であっても、今のライフスタイルを変えることは勇気がいることと思いますが、そのライフスタイルにからだが適応するために
今のからだのバランスや今の症状があるのだとすると、セッションで何らかの改善がみられたとしても、心地よくないのに同じライフスタイルを続けていると、からだはまたそれに適応するために戻ろうとします。
ご自身の感じる違和感に従えば、自然と心地よさへ向かうような選択をしていくことができます。
そして、それが結果的にライフスタイルや人間関係の変化につながっていくことになるのだと思います。
セッションを受ける際の同意事項と聞くと堅苦しく聞こえるかもしれませんし、ハードルが高いように感じるかもしれませんが、セッションで起こったこと、セッションで心身が受け取ったことを、その後の生活で持続し生かしていくために、ご自身の感じることを大事にしていけば、上記同意事項に書かれていることは自然と起こることだと思います。