ボーロがもうボーロボロ。。。

昨日、生まれ年と一児の父、という属性をプロフィールに加えてみた。

児童養護施設で心理職のお仕事をしつつ、家では自分の子と過ごす生活。
ちなみに子どもは1歳の男の子で、最近歩き始めたばかり。

保育園に空きがなく、育休を延ばした奥さんが面倒を見てくれている。
私もできることは頑張っていて、施設の仕事と裏表がないような振る舞いをしている。
施設で生活支援に入る際の技術がそのまま家事・育児にも適用され、奥さんにも、奥さんの家族にも評価を得ている。傍目から見たら、絵に描いたようなイクメンなんじゃないかと思っている。

施設の仕事と自分の家庭生活で同じ力を使う度に、これまでは意識することがなかった「暮らし」について考えるようになった。
生活リズムが変わるとともに思考内容が変わる、という流れで、考えを書き記すに当たって、自分の子どもの存在が必要になった、というのがオープンにした理由。(いやほとんど明かしてない状態だけどね)

そして今日は、私の休みを利用して、奥さんが自身の仕事場のお手伝いをしに出かけるというイベントだった。
丸一日子ども(このnoteの登場人物としてお名前つけたいな)と過ごした。

手始めに取り上げたいと思ったのが、おやつのお皿にいくつか乗せられたボーロの話。
うちの子くんは、食欲と集中が続けば、自分で上手に一個を摘み上げて食べることができるんだけど、うまく摘めなくなると、お皿ごとボーロをぶっ叩いてひっくり返そうとする行動に出る。

奥さんが対応していると、まあ速攻でムキー!と怒らないのが難しい行動だ。
私もびっくりして対応は困るだけなんだけど、うちの子くんにとっては、
「食べたいけど、いっぱいある中の一個に集中して指先使うのマジめんどい!」
「あーでもどうにかしたい!」
「いっぱいあると大変だからぶっとばせ!」or「このダメおやつが!」
で、ビッタン!!ってするのかな?と解釈した。

「しょうがない、一個ずつ手渡しで食べようね」と路線変更で楽しいおやつは再開して事なきを得た。

・・・という、うちの子くんを、私は先生の一人だ、と思って関わっている。

ボーロをぶっ飛ばした時、「あー、私もこの対処の仕方するわ。めっちゃあるあるだわ。」と思った。

自分のやりたい行動は、いくつかの能力の組み合わせで、それぞれの力を発揮する部分同士のネットワークがうまく機能することで「できた」ができるる。

うまくできなければ、どうにかしたくなるから、他にできる行動で対処する。

いっぱいあると大変なことは捨てまくるし、目の前の対象を「このダメ〇〇が!」と罵ったりもする。

自分でうまくできなきゃ、誰かにお手伝いしてもらえると嬉しいし楽しい。
そして、自分も別のネットワークの一部として機能して、もっと大きいまとまりで動いた時の「できた」を増やしたい。

と、まあ今日はそう思えた一日でした。

ゆきちかさん

自分の好きな施設に訪問して回りたいと思います! もしサポートがあれば移動費と施設へのお土産代に費やします!