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【ワーホリ日記:Day11】ジブリなおうち

8月30日(金)

本日はフラットビューイング2日目。順調にビューイングの予定を取り付けていて私えらい。

今日はロンドン北部のBruce Groveという駅へ。その近くのTottenham Haleがいいエリアというのをインド人女子ガウリーから聞いたので今日そこをメインで探していた。

1件目はトルコ出身のお母さんと18歳の娘、20代の甥っ子が住んでいるファミリーハウス。日本では考えられないが、自分の家の空いている部屋を貸し出して、ホームステイさせるのもわりとポピュラー。このお家、結論から言うとかなり良かった。まず玄関で靴を脱ぐ「土足禁止」ハウス=日本同様清潔。廊下の壁一面には、家族写真や娘が描いた絵が額縁に飾ってある、which is so nice. そして、角部屋なので全ての部屋が窓から入る日光で明るい。皆、そんなこと当たり前じゃん?と思うかもしれないが、イギリスの天気を侮ってはいけない。ただでさえ曇りと雨が多い気候なのに、まともに光の入らない窓しかない家だと、どよーんとジメジメ暗い印象の家でしかない。そして、ガーデンにはブランコみたいな椅子とテーブル。キッチンは木目調でとてもキレイ、各国のお土産であろうマグネットがいっぱい貼ってあるかわいい冷蔵庫、そしてエアフライヤーやコーヒーマシンなどキッチン用品もそろっている。リビングにはみんなで見るテレビと、沢山のDVDが敷き詰められた棚。そして、電子ピアノとお花と植物。本当にもうジブリのお家ですか?って感じのすっばらしい環境。お母さんもとても良い人で、ターキッシュコーヒーを淹れてくれてそのまま30分くらい世間話して居座った。この時点で、8割型この家にしたい気持ちが固まったが、まだ残りのフラットビューイングがあるので即決はせず帰った。

ターキッシュコーヒー

もうさっきのが良すぎたのでこれ以降は霞むが、とりあえずレポ。2軒目はリフォームしたばかりで確かに綺麗な家だったが、リフォーム直後で綺麗すぎて、経年の汚さを測れないのが不安。部屋は安いが、ベッドの幅+会社のロッカー程度のスペースしかなく激狭な上、家主の中国人夫妻と英語でコミュニケーションが全然取れなくてNG。良い人そうだったけど、コミュニケーション取れないのは色々厄介だからやめた方がいい。

そして、3件目に向かう途中、だんだん街の雰囲気が治安悪い感じになってきた、と思ったらパトカーが集まっていて、まさに誰かが現行犯逮捕されている現場に遭遇。ほんの10-15分歩いただけの距離でも、ストリートによっては本当に雰囲気が違うから自分でエリアを見ることの大切さを実感。そしてこのロンドン警察24時を目撃したことで、低くなる期待と、募る不安。写真が屋根部屋っぽくて可愛かったからとりあえず見に行ったけど、結局汚いし、暗い雰囲気だったので微妙。さらに各部屋の鍵がついていなくて、それもなんとなく不安。案内してくれた男性の話し方も、なんかネチネチした独特な感じで受け付けない。鍵に関しても「みんな信じ合って暮らしているから大丈夫さ」みたいな事を言われたが、いや私はお前信じられんし、こいつと同じバスルームシェアするのか、と思った途端もっと嫌になった。ナシ。

ということで、ほぼジブリハウスに気持ちが固まったところだったが、明日も1つだけビューイングの予定があったので、それだけ見て決めようと決意。家に帰ると、インド人カップルが暗い面持ちで何やら電話している。物件見学でお金をだまし取られた件に関して、警察に行っても£500じゃ少なすぎて事件にしてもらえず、仕方なく銀行に問い合わせている所だった。一度送金したものを、簡単に銀行が返してくれるのかな、とみんな半信半疑だったが、なんと数時間後、お金が返ってきた!ちょっとその銀行信頼できそうだから私もそこでカード作ろう。良い物件も見つかり、お金も帰ってきて、みんなに良いことが起こる1日だった。

【追記】
結局最初のジブリハウスに入居することになりました。引っ越した後のおうち紹介記事はこちら


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