第１回　ゆらぎ肌対策

こんにちは！
「美容ズカイストのあつこ」と「管理栄養士の飯田ゆき」です。

また今年もあいつがやってくる！！
そう、花粉飛来の時期になってまいりましたー(泣)

この時期

肌が乾燥する
ピリピリする
肌がかゆい
赤くなってしまう･･･

こんな症状が起きる方、いらっしゃいませんか？これは、気候の変化と「花粉」が原因なんです！！

肌の調子がゆらぐと、気分が落ち込んだり、化粧ノリが悪くなったり、イヤなこと尽くし･･･

今年の春は、ゆらぎ肌を予防・改善して、ステキな春を迎えてみませんか？

ゆらぎ肌って？
スキンケア時の一工夫

ゆらぎ肌とは一時的に現れるトラブル。肌に赤みが出てしまったり、カサつきが起きたりします。

春先は肌の状態がゆらぎがちになります。それは、乾燥が大きな原因！

冬の間に乾燥した肌は、肌表面の角層がめくれてしまっていることも。角層がめくれると、肌の内部にある水分や、水分を保持する成分がどんどん外に逃げて行ってしまい、さらに乾燥していきます。

角層がめくれると、外からの刺激が内部に伝わりやすくなるので、バリア機能が低下している状態、とも言えます。

冬の間にバリア機能が低下している上に、春は花粉、紫外線、低湿度、激しい気温変化があるので、肌の調子が悪くなり、「ゆらいで」しまうのです。

ゆらぎ肌を予防、改善するためには、「保湿」することが大切！

乳液のあとにしっとりめのクリームを使うことでスキンケアの保湿力はアップできます。しっかり保湿することで、角層をよい状態にしていきましょう！

また、スキンケアは手で行うのも有効。ゆらぎ肌は、敏感になっているので、コットンの摩擦が刺激になることも。化粧水はコットンでつける、という人もこの時期は手でつけるのが吉ですよ。

同じく、肌に刺激を与えないという点では、無意識に肌を触らないようにすること！肌荒れが気になると、手で触ってしまいがちですが、それが逆に肌への刺激になってしまうので、気をつけてくださいね。

ゆらぎ肌を防ぐ・治す
食事のポイント

ゆらぎ肌の原因は " バリア機能の低下 "
なので食事では「肌の免疫力」を高め、肌細胞を再生・均一化することがポイントです。

免疫力は胃腸、特に腸内細菌のバランスに影響を受けます。花粉に限らず、季節ごとに肌がゆらぐ方は、まずこれら3つの食品を意識して食べましょう。

⒈食物繊維
腸に住む善玉菌のエサになる「野菜」をとにかく食べる。
特に緑黄色野菜（ブロッコリー、にんじん、かぼちゃ、にら、ほうれん草、小松菜など）は、脂溶性ビタミンが肌や粘膜の生成を促し、アレルゲンの侵入を予防します。

⒉発酵食品
ぬか漬け、キムチ、ザワークラウトなどから、善玉菌自体を補充して増やす。

⒊魚
サーモン、サバ、タラなど、魚の油（オメガ３脂肪酸）は炎症を抑えます。最低でも週３回はお魚を。特にサーモンの「アスタキサンチン」という色素には、抗酸化作用や、肌の水分量を増やす効果もあるのでオススメ！

加えて"アレルギー体質"という方は、以下の免疫反応を引き出す可能性が高い食品も、しばらく控えて様子をみましょう。

・タマゴ
・種子類
（ナッツ、チョコレート、ココア、コーヒー、ナツメグのようなシードスパイス）
・ナス科植物
（ナス、トマト、ジャガイモ、トウガラシ、ピーマン、パプリカなど）
・乳製品
・小麦
・アルコール

ちなみに、ファストフードや加工食品を週3回以上食べると、週1くらいの人に比べ、アレルギー症状が激増する（四川大学/2018）とのこと。健康のためにもできるだけ減らしていきたいですね。

ということで

●善玉菌を増やす食品を選ぶ
●症状を悪化させる食品は控える

ことが、ゆらぎ肌対策=肌の免疫力UPの基本になります。

食事を変えるだけでも、肌のゆらぎをはじめ、アレルギーの症状はかなり改善します。まずは2週間、ぜひ試してみてください。

まとめ

ここまでご覧いただき、ありがとうございました！　

次回は「春からはじめるシミ対策」についてご紹介します。お楽しみに！

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