急拡大する組織のカルチャーを支える、社内部活動のススメ
※この記事は「ログラスサマーアドベントカレンダー2023」の記事です。次回はセールスの笹瀬さんの記事になります!!
こんにちは!浅見です。「良い景気を作ろう。」をミッションに掲げるログラスで、PMMをしています。
2ヶ月に渡るサマーアドカレもいよいよ終盤の方に入りかけようとしていますが、これだけ多くの社員が絶え間なく発信できるようになっていることは、中にいる身としても本当にすごいことだなと思っています(笑)
以下のようにご覧いただいてもわかる通り、社員数はものすごい勢いで伸びており、私が入社した当時(2021年12月頃)と比較すると4倍以上のペースで増員しております。
一般的に社員が急激に増加することは会社や事業の成長の証である一方で、セクション間のコミュニケーション不足、カルチャーの形骸化などが課題としてあがりやすいものであったりします。
そんな中、ログラスで言えばもちろん物理的な課題(例:人数が多くなってきたので会議体の形式を変える必要がある、情報共有の方法を見直す必要がある)などはあるものの、組織へのコミットメントや、社員間の関係性の希薄化というのはそんなに変わっていないのではと感じています。
その証拠に、2ヶ月に渡って全職種が参加し、会社の魅力を発信するアドベントカレンダーができているのだと思っています。
では、なぜこれができているのか?という問いを自分の中で立てた時に、会社としての様々な施策がある一方で、実は業務とはまったく関係ない「部活動」がこの効果をもたらしているのではないかと考えました。
今回はログラスでの部活動の紹介をすると共に、なぜそれらが急拡大する組織のカルチャーを支えてくれているのか?というものを言語化していきたいと思います。
部活動は有効なインフォーマル・グループ
経営学を学んだことがある方は馴染みがあるかもしれませんが、公式的な組織(フォーマル・グループ)と対比する言葉として、インフォーマル・グループというものがあります。
部活動はまさに会社組織におけるインフォーマル・グループとして活かしやすいものであると思っています。
職種、役職、社歴なにも関係のないコミュニティが形成されることで、通常の業務上では生まれないコミュニケーションが増加し、結果的にエンゲージメントの向上やチーム間連携の強化など業務においてもプラスの面が期待できるものとなっています。
一方で部活動というものはひとつの社内コミュニティではありますので、ややフォーマル寄りに捉えられてしまい、巻き込み範囲を躊躇してしまったり、新たな部活の立ち上げがしにくかったりすることもあります。
そのため、ログラスでは以下のようなことを(結果的に)意識して推進しています。
1.いきなり会社の制度として取り入れない
どういうことだってばよ???????と思う方もいるかもしれません。
ここまで書いておいてなんなんですが、ログラスでは部活動は会社の制度でやっているわけではないのです。すなわち、本物のインフォーマル・グループなんです。
なお、部活自体が立ち上がったのは私が入社前後くらいでしたが、そのあたり(会社の人数で言えば20名弱くらい)からゆるく機運は高まっていました。
そんな機運が高まった中、ログラスとして第1号で立ち上がった部活が"腹筋ローラー部”です。CTOの坂本さんが、満を持して立ち上げました。(なんで腹筋ローラー部だったのかはあまり覚えていないです。たぶんコロナによる運動機会がめっきり減っていたのが背景だったような気がします。)
活動内容はみんなが腹筋ローラー(その他筋トレやランニングでもOK)をしているところを褒め合ったり、みんなで励まし合ったりするだけです。
ログラスでは現時点ではこんなものたちをすべて部活と呼んでおり、人数、テーマ、所属できる数、活動内容もなにも制限はありません。(逆に言えば、これらの部活は会社としての金銭的な補助もないです。当然ですが。)
強いて会社として対応しているところで言えば、Slackのチャンネル名を"z_"から始めるようにして、視認性を良くすることで業務の邪魔にならないようにしているくらいでしょうか・・・(笑)
このおかげで誰もが気軽にその時に関心のある部活に参加をし、そこに所属するメンバー同士で交流が生まれるようになります。
いきなりかっちりとした会社としての仕組みをつくるより、定着・活性化するまでは業務外のコミュニケーションやコミュニティに自主性を委ね、寛容的に捉える土壌をつくることが大事なのではないかと思います。
2.新入社員の方にこそ、部活を立ち上げていただく
一般的に新入社員の方には既存の部活に所属していただき、そこで交流を深める第1歩を歩んでいくことがあるあるかもしれません。
ログラスの場合は逆で、新入社員の方にも積極的に部活を立ち上げていただくことを推奨しています。
この9月から素敵なデザイナーの方がご入社された(まもなく入社エントリでお披露目できるかと!)のですが、ご自身の趣味をぜひ発信して欲しい!という気持ちから、入社時に渡されるWelcomeレターに、部活動立ち上げの期待メッセージがMgrから書かれていました。
※なお、ガンプラ部は早速立ち上がってめちゃくちゃ盛り上がっています
ログラスの部活を一部紹介!
そんな感じでゆるーく盛り上げているログラスの部活動たちですが、社員数に対して同じ数くらいの部活が立ち上がっています。今回はSlackでチャンネルが立ち上がっている、インフォーマルな部活たちの一部をシェアします。
こうやってみると、めちゃくちゃたくさんありますね。。。
ログラスに関心をもってくださっている方や、選考を受けてくださっている方がこの中にひとつでもピンとくる部活があったら、ぜひ私や社員に問い合わせてもらえると嬉しいです!!
私が参加している部活動の中身を紹介すると、、、
フェスやライブをゆるぼしてわいわい楽しむ"フェス部"
みんなでプロレスを生観戦したり、試合動画をオフィスでみたりする"プロレス観戦部"
Loglass 経営管理のお客様でもあり、都内屈指のルーフトップサウナを運営されているメッセ様にお邪魔したりもする"サウナ部"
(サウナーにおいては超有名ですが、まだご存知でない方はぜひ行ってみてください!!!)
部活というよりは、ご近所さんコミュニティとして近場で集まって飲み会とかごはんを食べる"スカイツリーふもと部"
という感じで、とても楽しくみんなと交流を深めています!
こうした部活動で職種や社歴の垣根を超えた、通常業務ではなかなか起こらない接点がたくさん生まれており、その結果、カルチャー醸成だけではなく、職種横断のプロジェクトや組織体制の変更にもかなり柔軟な対応ができている実感があります。
まとめ:私たちの目指す組織とのリンク
いかがでしたでしょうか?
ログラスの発信は比較的ビジネスやTechに寄った内容も多いので、ひさびさにカルチャーや業務外の発信もしておきたい気持ちもあり、今回のnoteを書いてみました。
和気あいあいな雰囲気が伝わることももちろんなのですが、私たちがこのように部活動に注力していることには組織づくりにおいても理由があります。
私たちは”良い景気を作ろう。”というミッションに向けて様々な挑戦をしている毎日を過ごしていますが、そんな中でどんな組織を作りたいか?というテーマは非常に大きな問いかけとなっています。
Coral Capitalが調査したレポートでは、組織には5つの類型があるとされており、その型ごとで成長スピードや残す成果に大きな差分があると言われています。
そんな中でも、ログラスとしてはコミットメント型の組織づくりを意識しており、社員それぞれが会社や事業の成長に貢献したいと思い、行動できるような体制を目指しています。
こちらの背景や深い内容については、先日HRのりかさんが書いたnoteに詳しく書かれていますのでぜひ読んでみてください!!
今までは自然発生的に盛り上がってきた部活動も、人数拡大に合わせてより活性化していく仕組みを取り入れていくフェーズに入ってきていますので、HRやマネージャーを中心に盛り上げていけるように頑張っていきます!
採用狂気やってます!
そんなこんなで、こんなカルチャーをどんどん盛り上げていくためにも採用活動をガンガン行っています!
最近はいよいよ新卒採用もスタートしまして、すでに0期生や-1期生の2名がいるのですが、カルチャーメイキング~事業成果まで幅広いバリューを出してくださっています。
代表の布川は、常日頃から「ログラスマフィアをどんどん輩出したい!」という言葉を繰り返し社員にメッセージとして伝えています。
これは、ペイパルマフィアになぞらえて、社会にインパクトを与える人材をログラスから生み出していきたいという想いが言葉になっています。
現在もビジネス・開発・コーポレートなど多くのポジションで募集をしており、まだまだ組成フェーズのチームもあるので、ミドルマネージャーをされていた方の活躍ポイントがたくさんあります!
私が新たに立ち上げたPMMについても超絶募集中です!!!
今のタイミングは、新規事業の立ち上げとグロースの両面に注力しているシリーズAのフェーズだからこその面白さが詰まっていると思います!!!
また、あわせて新規事業部門での採用活動もはじめました!
こちらは事業開発経験問わず、PMMと一緒にセールス・カスタマーサクセスと幅広くビジネス推進を担っていただける方を募集させていただいています!
ミッションへの共感はもちろん、何か大きなことを成し遂げたい!そのためのキャリアを歩んでいきたい!と考えている方の募集を熱狂的にお待ちしております!(待つだけでなく、僕らからお声がけもします!)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?