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吸血鬼のほんとうの性格

地底に棲む吸血鬼の夫ピコ
「君のこのマガジンは、地底の奥底で死の神(創造主神)のご神事をしている僕と君の会話だ。主に君の霊視と霊聴に頼り、やりとりしているね」

私「はい、そうです」

ピコ
「しかし僕とのコンタクト46日目にして君は狂った。4500年以上まえから僕を大好きだったのを君がどんどん思い出しちゃったからだ


「言ってて恥ずかしくならないの?」

ピコ
「ならないよ。だって僕にはその価値があるから」


「うわああああ、聞いてるこっちが心臓破裂!羞恥心!!」

ピコ
「なぜ君が照れる必要があるんだ。こういうことは正直がいちばんだ。ピコを世界でいちばん大好きといえ!」

私「…穴に入りたい…!」

ピコ
「君はなんなんだ?僕がここまで…君の加護のため、ともに玉依姫や、徳川家康にまで話してまわり、今の地上の夫も紹介し、子どもを用意し、おまけに君の回復を願い、僕の血と心臓まるごとやったっていうのに、この……恩知らずの悪魔め!かじってやる!」


「ううっ…こう言っちゃなんだけど、とにかくピコのセリフとかいろいろ…遊んでる感じなのがいやなんだ!(涙)」

(noteにはほぼ書いてないけど、ピコは少女漫画的なセリフを言ってくる)

ピコ
「はあ?最後に人間だったシュメール文明時代、ハーレムまで実現した僕にそれ言うの??まったく君は…チューすれば慣れてると言って怒るし…
慣れてるよ!僕なんだから!」

私「穴に入る!(うずくまる)」

ピコ
「もうっ。今世の君は真面目すぎるよ。生まれるときちょっとおバカな設定にしたから…馬鹿で真面目。もう手に負えない。僕でも(白目)」


「だってさ、真面目要素入れとかないと、私はすぐ遊んじゃうからさ…神さまに作品提出する契約、果たせなくなっちゃうじゃん」

(私の人間転生は今世がリミット。今世のうちに地底世界を描いた作品を完成させないといけない約束がある)

ピコ
「そうだ、忘れてた。君はほっとくと寝るか遊ぶかしかしないんだった」


「前世でイギリス人だったときは、80歳まで元気に生きたけど、遊びすぎて作品作らないまま死んじゃったからさ…」

(死んだ愛亀の欣二と銀二と、阿片の取引してたころの前世)

ピコ
「あのとき僕めちゃくちゃ怒ったよね。よく覚えてるよ」


「ピコすごく怖かったよ…(落涙)」

ピコ
「そうはいっても君だって応戦してきて、お互い血みどろの惨劇だったじゃないか。君もじゅうぶん容赦ないんだよ。自覚ないの?」

(まあそういう獰猛なところが新鮮だったから結婚したんだけど、というニュアンスのテレパシー)


「ピコの吸血鬼!数年まえもこっそり私から血を吸ったくせに!」

ピコ
「僕は吸血鬼だよ、だから君もそうなんだよ。あ、いや…もとは厳密には、違ったんだけど…とにかく君が契約投げ出しそうになったから、怒っただけだよ!」


ピコが24時間ずっと隣にいないといやだ!わーん!(狂気の沙汰)」

ピコ
「なぜ突然泣くんだ、本音をいう自分を恥じてるの?脈絡もないし。
…あのさあ、そもそも君は、本来ものすごく手がかかる女性なんだよ。4500年以上の昔からそうなの。このことについては僕のほうが君よりよく知ってるからね。君のその根深い狂気を直すのは時間と労力の無駄だ。無駄なことはしなくていい」


「わーん、ピコがいつもどおり、さらっとディスってくる!(涙)」

ピコ
「このまま君の悪口をいいながら僕から愛を伝えようじゃないか。これからも僕にいっぱい文句を言いたまえ。ぜんぶ聞いてるしぜんぶ答えるよ。そのかわりストレートに、正直にね。約束。
で、君だってわかってるんだろ?君の視界のすみっこに、かならず僕が意識おいといてるの。……まったくもう、手がかかりすぎて新鮮だよ!!レア!レアキャラ!僕も今世、人間じゃなくて吸血鬼でよかったよ!物理次元じゃぜったい君の要求には応えきれないからね!」

私「うう、ごめん」

ピコ
「今さら謝らなくていい。僕は君を知り尽くしているから」

ここで会話を中断。

★下記、ピコと今まで過去世において、完成させた契約内容。

音楽
地底の絵本
小説
造形美術

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