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パパ上の強権発動
私「パパ上、質問があります」
天祖のパパ上(天之御中主神)「うん。どうぞ」
私
「パパ上こないだ私に……
5つもチップ?SDカード?そんなようなやつ、入れたでしょ!
あれなんなの?」
パパ上
「うん?なにか問題があるというのかい??今後のおまえのために入れたんだがね?(半目でシラーっとした表情)」
私「私の同意、得てないんじゃない?」
パパ上
「そんなことはない。伝えたよ。おまえの霊感がまだ足りず、私との会話を記憶できなかっただけだ」
私「…ほんとかなぁ〜…??」
パパ上
「ほんとうだよ。両方の卵巣部分に入れたものは、おまえの健康状態を把握するため。必要があれば、ある程度の調整もしてやれる」
私
「パパ上、そんな…「なにか文句あるかね?」みたいな表情!なんで?なんで強権発動!?
おへそらへんに入ってるやつはGPSだって、閻魔さまがいってたよ!」
パパ上
「そうだよ娘。それはGPS。
なぜなら地底人ピコが、毎晩のようにおまえを絞殺しにくるだろう?
おまえをピコから助けるために、1秒でも速く駆けつけたいから、それを入れたのだよ」
(地底人ピコ…数十億年の長きにわたり、私とモメ続けている鬼。メディアアート界に莫大な影響力を持つ)
私
「うーん…GPSの言い訳としては、まぁ…仕方ないけど…
ふとした瞬間にパパ上を視ると、蛇化してるから…あれってピコと、争った直後ってことだもんね?」
(パパ上はアヌンナキと蛇型宇宙人のハーフ。ピコとの争いで全力をだすと蛇になっちゃうのだ!)
↓
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パパ上
「そうだよ。私は毎晩おまえのために、戦ってる。今は地球にとって大事な時期だというのにね。殺意でストーカー化しているピコを止めるため、わざわざ私のアストラル体をおまえのために使っているんだよ。もう少し親の心を知りなさい」
私
「うーん。理屈は通ってるけど……でも!じゃあ、右肩にあるチップは?
閻魔さまが、それは盗聴器だって、言ってたよ!」
パパ上
「ふむ。それのなにが問題なんだい?おまえは思考する途中の段階で、すぐに行動を起こしてしまうだろう?つまり、せっかち。
いくら私が読心術を使っても、速すぎるおまえの行動には追いつけないこともある。しかしそれだと、おまえが間違った方向に突き進んでいるのを止められないだろう?だからだよ」
私「ええ〜!?そんな理由!?」
パパ上
「いいからもう、黙りなさい。娘。親には楯突くものじゃない。GPSは所有の証。
おまえの管理人は私ということだよ」
私
「…うわぁ〜…!!デジャヴ!デジャヴを感じる!まさかパパ上、そのうちピコみたくなっちゃうんじゃないの!?」
(地底人ピコはかつて、私への支配管理がかなり強力だった)
パパ上
「それは心配いらない。なぜなら、私だからね」
私「どうしてそんなに自信満々にいえるの?」
パパ上
「繰り返すが、私だからだよ。まあいいじゃないか。ついこのあいだ結婚したんだし。それにおまえ、
約3000年も私を待たせたのだから、当然だ」
私「パパ上がとうとう開き直った!」
パパ上
「おまえが黄泉の神と会っているとき、おまえたちの周囲には強力なシールドが張られている。気づいていたかい?」
私「知らなかった。そうなの?」
パパ上
「そうだよ。そしてそのシールドが張られているあいだ、おまえの居場所もわからなければ、おまえがなにを考え、なにを話しているかもわからなくなってしまう。おまえに何か危険が迫っているときに、助けることができない。私としては、非常に不快だ」
私
「うーん。ねえ……もっともらしいこと言ってるけど……それ、パパ上も、同じことしてるよね??私とパパ上が話してるとき、まわりに何か、張り巡らせてるじゃん。それはいいの?」
パパ上「いい」
私
「なんて短いセリフ!パパ上ってこんなに支配的だったっけ?」
パパ上
「おまえは忘れてるようだがね。過去世においておまえは私に、何度もこう言っていたよ。
「なんでも勝手に決めちゃうからイヤだ!」と」
私
「えっ…?じゃあ…パパ上はそこ、直してくれてないってこと?」
パパ上
「直す必要はない。おまえはたまに、とんでもないことをやらかすからね」
私
「ええ〜!?なにそれ!パパ上をみる目が変わっちゃうよ!」
パパ上
「なんとでもいいなさい。とにかく私は、おまえが心配しているようにはならない。
人格破綻しているピコとは違い、私は状況に応じて、適切に人格を使い分けているからね。
溢れる感情は強靭なる理性のもと、完全にコントロール下においてる」
私
「それ、多重人格ってこと?
閻魔さまがいってたよ。パパ上は病気だって」
パパ上
「そうだよ。病気はハサミと同じだ。
使いようによっては、立派な武器になる」
私「…そんな言い回し、初めてきいたよ…」
ここで会話中断。
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