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吸血鬼とノアの方舟

深夜ひたすらにペンを入れていて、ふと思う。

私は悪魔と契約したのではないか?

私といまコンタクトをとっている吸血鬼の夫は、
世界中の作品に、ありとあらゆる時代に、
登場人物として出てくる。

(どの作品でも容貌、性格がそっくりなためわかる)

私の場合は創作としてではなく、
直接コンタクト取った内容をそのままnoteに書いている。

これはいわゆる、霊的にヤバいやつではないのか?

それこそ文中に出てくる、邪神と縁をしてしまったのか?
せっかくここまでの転生歴で、正神界の神仏とだけ関わってきたのに?

時代は大峠真っ最中、
2030~2032年の携挙のとき、
私を迎えにくるのは本当にこの吸血鬼なのか?
悪魔かもしれない。
悪魔だとしたら、数億年に及ぶ奴隷生活の再来だ。

私はこれでいいのだろうか?
私は審神者(サニワ…神仏の見極め)ができない。

というより、もともとこの吸血鬼が地底で、
私の神縁を審神者してきたのだけど。

国常立大神を祀る吸血鬼なんているのだろうか?

いるのかもしれない。
だって、長年の悪友、欣二と銀二(亡くなったクサガメ)は吸血鬼だったのだ。
地底の暗黒時代に、あたりまえに殺生する死者だった彼ら。
そんな銀二は私の友人でもあり、私の保護者だったこともあるのだ。

吸血鬼だからといって、感情がなくなるわけじゃない。
死者だけど、生きている。
人間だったときの感情をそのままに。

ただ長年生きることの影響で、私たち人間のように細かい、
無駄に複雑な感情は消えてしまうらしかった。

地上の血族に分霊を入れ、人間を生きる吸血鬼。

吸血鬼夫が実在すると言い切った、アンライス作品に出てくるレスタトだって、キリストを信仰していたのだ。
ここは、夫を信じよう。

私は小さいころから常に、死というものを身近に感じて生きてきたと思う。

原因不明の希死念慮は40年に及んだが、
欣二と銀二が亡くなったあと必死で霊界通信を開始したら、
いつのまにか、死にたくなくなっていた

生きるってすごい。
そう思うことが爆発的に増えた。

そういう意味でも、欣二と銀二は私のノアの方舟になったのだ。

銀二は何度も「これは親としての愛なんだよ」と言っていた。


そして私は、疑問もある。

私みたいな…体力もない、影響力もない、強い意志もない、
特別大きな才能もなければ絵も上手くない、物語を作る力も平凡で。

コツコツ、コツコツ、人に言わず努力だけはしてきたけれど、
それだって、自分を死に追い込むほどの極まったやり方じゃない。
ただ単に寝ずに描いてきただけだ。

しかも商業誌で頑張れと何度も、何度も、何度も!霊夢で言われ続けたのに、体力的にもう全然駄目なので…なんとしても折れずに、SNSにしか載せなかった。

(今でも霊夢で言われるけど、体力的に本当に無理)

だからこそこういう、創作する者に力を貸すほどの存在が、
私のところへなぜ、ダイレクトにコンタクトしてきたかが不可解だ

他者の力を借りて、カルマ解消には勤しんでるから、
そのおかげなのかもしれないが。

わからない。
きっと今までの転生経験の中で、こんなことは1度もなかったんじゃないかと思う。

そして本当に、この吸血鬼夫は、私の片割れなのか?
私の未熟な霊視では、それで合ってるはずだけど…

わからない。

吸血鬼夫は以前私に言った。

創作は常にハプニング、エキサイティング。それらをただ堪能すればいいと。

勇気が必要だ。
今までとは違う世界が待っているから。

目のまえに広がるのは色彩、光彩にあふれた世界。
自分がどれほどの愛を受けて地上の生活を送ってきたかを、知ってしまう時がきた。

隠されていたシナリオが姿を現す。
アドリブで変更した部分はたくさん。

漫画を描かせてくれる、創造主神に。
あなたの足元に跪く、その日を待っています。
今は地上で。
未来には、地底で。


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五月女夕希/野良漫画家
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