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思わぬところに孤独感の原因


「はあ…。前回促された前世ヒーリング…チャレンジしたけど、イマイチだった…」

私のハイヤーセルフ
「現状できることは、やったと思うけどね?」


実父に利用されていた嫌な記憶がいくつも蘇ってしまって、どうしたらいいかわからないよ。この古い怒りを発掘してしまったら、前世記憶を書き換えるとか、とても難しく感じる。根が深すぎて…」

ハイヤー
「だからこそ音叉を使うのよ。何も手を打ちようがないと思うなら、あれこれ考えずにそういうツールを使ってしまえばいいの」


「音叉か…。たしかにね。カウンセリングなんかは最初のうちは必要なものなんだけどね。音叉とか、音というものの底力を知ってしまうと、カウンセリングってなんだったんだろうって、今は思ってるよ。ねえ、ピコとの通信に使ってたレムリア水晶や、ラブラドライト、庭に放り投げちゃった」

ハイヤー
「感情に任せて捨てちゃったのね。でもあなた、覚えてる?去年の10月1日のピコとのコンタクトが始まった頃、あなたはなにも鉱物を持たずにコンタクトしてたのよ。本当はあれがなくても問題ないの」


「ああ、なるほど…あのね。寝入りばなとか寝起きとか、変性意識状態になってるときにね、空想ではなく、私の思い込みのフィルターもかかってない状態で、私とピコは相互に交流してるでしょ?思いがけないビジョンが視えることがあるわけ。私はさ、どうしてあなたがピコと問題なくやりとりしてるか、ずっと不思議で仕方なかった。だってピコ、あまりに女性を軽視してない?

今世の私が、積極的に関わらないようにしてるタイプの男性だよ。ピコって」

ハイヤー
今世のあなたは、過去世のどれとも違って、とても健全な状態を貫いたからね。だからそう思うんでしょう。今のあなたが、いわゆる正しいカタチで家族がいて。育ちのいい夫がいて。ある程度常識的で、人としても優しい友人がいて。陽の当たらない世界からは完全に脱却して……ほぼ10年近くも生活をしたね

名前も大吉名に変えてさ…

人命を救済する目的で天から降ろされた姓名判断法を使ったよね?
あなたは後天的に大きく運命と、寿命を変えた。だからこそ今、

ピコと自分がどうしてこんなに縁が深いのか、理解できなくなってる」


「まったく理解できないよ。私は前回の記事で、前世ヒーリングするべきだと思ったし、ピコにも言われて、やった。そのときにね、過去の自分に言ったの。

「父の悪は止めること。それが加担しないことになり、父を悪人にしなくて済む方法だ。愛しているなら止めなさい、そして父の悪心に利用されるのをやめなさい」

って。何度も父が過去世で、金ほしさに嘘をついたり、娘の私を売ったり、内臓売ったり、そういうことを受け入れるのは、

父を悪人にすることだから、愛じゃないと言いたかったの。

そしてなにより、父に文句も言わず利用されることは、自分の寂しい気持ちに負けている」

ハイヤー
「そうだね。そう思う。正直言って、

私は嬉しいんだよ。

顕在意識であるあなたがそう、言ったことが。そして、誠実に愛する、愛されるということをしようと努力していることが。結果が出なくても、誰かに理解されなくても、いいんだって、ようやく気づいてくれたことが嬉しい」


「どうしたらいいの?」

ハイヤー
愛の形は、届かなくても、いい。本当は相手に理解されたいけど、その相手の状態によっては、それが難しいときもある。世界は自分の鏡ではあるけど、目をあければ目の前にいる人の心は絶対に読めないものなんだから。

世界は2元だというのも、真実なんだよ。

だからつまり…ピコの愛の形を、あなたが理解できなくても、仕方ない。自分を責めないように」


「ピコとコンタクトが始まってから、テレパシーでやりとりしてるけど…テレパシーって、意外と…詳細なことまではわからないんだよね。思考ってどうしても、順番バラバラで浮かんでくるし。だから、私は2元でしか、世界を見られないと思ってる。ただ、前世の傷がダイレクトに蘇ってきてるから。もう、とにかく苦しいよ」

ハイヤー
「そうだね。あなたは一昨年から霊感がどんどん戻ってきていて、ピコほどじゃないけど、透視に近いこと、してるんだよ。視なくていいものをたくさん視てしまってる。でもそれだと人間不信になっちゃうでしょ?だからこそピコなんかは、透視できるところをそうせずにいるわけ」


ピコは地底人だから、すべての前世を記憶していて、透視や読心術は簡単にできちゃうもんね?」

ハイヤー
「うん…ねえ、あなたは、どうしてそんなに孤独感が強いのか、考えたことある?そういうとこ、ピコとそっくり。どうしてだと思う?」


もともとひとつの魂だったっていうんだから、似てるじゃないの?でもこれからは…私がピコと同じ行動をとってたら、間違い続けるんだよ。そしてピコも、間接的に、間違い続ける」

ハイヤー
現時点は、無償の愛を獲得するという、ひとつ手前の段階ね。

あなたは過去世、実父の悪を容認することが無償の愛だと勘違いしていた。

でも愛はそういうものじゃないと、今世では早い段階で気づいて、実行した。ちゃんと父を止めたね?けっこう何度も。そのことにハイヤーセルフである私が、どれだけ喜んだか。自我のあなたには想像もつかないでしょう」


「父との前世も思い出すけど、ピコとの前世はもっとたくさん、思い出しているよ。蘇ってくる楽しい過去世の記憶、たくさんあるから。だから私自身がピコをとても愛しているのがわかる。だけど、自我の私はピコと同じ行動をとらない。とってはいけない。それはつまり、

ピコを失うということだよ。地球にくる前からの、片割れ(自分自身)なのに」

ハイヤー
「うん。それだけ理解してるなら大丈夫よ。

ピコが次の段階に進む日がきたら、あなたはきっとピコを許すでしょう。

今だってピコに、怒ってるわけではないじゃない?
「これは誠実ではないから、離れないといけない」と、自分に言い聞かせている状態が苦しいだけ。ピコを好きだから。
ねえ。なぜあなたとピコの孤独感が強いかというとね……答えは…

もともとひとつの魂だったからよ。

それが何億年も前に、割れてしまったから。

自分自身が半分欠けてしまっている、という感覚が強いの。孤独の本当の原因は、それなの」


「じゃあ……過去世の体験だけじゃなく、

物理的な原因で苦しんでるってこと?


……私は、今世のあと、人間をいったん終わるから。ピコと統合しちゃった方がいいと思ってるんだけど。もう孤独の学びは、いらない。過去世どれを振り返っても、酷すぎる。記憶の書き換え、いくらしてもしたりないよ」

ハイヤー
「2027年にピコとともに黄泉の国へ行って、契約を完了したら、そのあとふたりの魂を統合するかどうかは、ピコ次第。あまり期待しないで。ピコは時間の流れがゆっくりな地底人。寿命がすごく長い。多分まだ、2027年の段階では、あなたに追いつかない。あなたと統合はまだしないと、以前ピコは言っていたでしょ?つまり、ピコはまだ、孤独が怖くて、あなたを統合できないかも。そしてあなたは今世、80までは生きるのよ?クサガメだった欣二銀二の再来を待つために。つまり、あと38年も生きる。ということは…今の段階でここまで来れたなら、本当に今世のうちに、無償の愛を学べるかもしれない。そうなったら結果的に、統合しないまま、ふたりが次の惑星へ行けるかもしれない。私は期待してる」


「そうかもしれないね…本当は今世のうちに、ピコが次の段階に来てくれたら、いいな。どうしても睡眠時に変性意識状態になっちゃうから、非物質の地底人であるピコに、主導権があるでしょう。変性意識のとき今までと同じことズルズルしてたんじゃ、意味がない」

ハイヤー
「そうだね。それについてはもう少し、話そう」

ここで会話を中断。

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五月女夕希/野良漫画家
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