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おさらい記事

地底の鬼ピコ

「唐突だけど僕は、

地球なんかだいっきらいなんだ!」


「まだ1月3日なんですが…吼えてるね〜ピコ。今回の記事では、自分への整理の意味も込めて、おさらいしようかな。ピコとのことを」

ピコ
「まず、僕は地底人。種別は鬼族。1500歳くらい。で、君とはもともとひとつの魂だった。それがあるときパカーンと割れて、個別の意識を持つようになった。で、約1億年前としとこう…地上に降り立つよりずっと前から、僕らはソウルファミリー。そしてほぼ毎回、異性同士。大体は結婚するか、近親相姦的になる」


「昨年10月1日から意識的にコンタクトしてますが…3か月かかってようやくわかってきたのは、ピコがかなり問題がある人格だということですかね!お互い人間で転生し合ってた頃の記憶もたくさん戻ってきてますが、もともとかなりの人格破綻。

去年は問答無用でピコに連れられ、

神前結婚式を挙げちゃったしね!(頭ブンブン)

で。そもそもピコが、人間転生は当分禁止になっちゃってる理由があって。その理由は…約200年以上前、一瞬転生のタイミングがズレたとき、地底人のピコが私を追いかけてきたんだけど、私が妊娠中だったわけ!で、キレたピコがそこら辺の通行人の肉体に憑依してトラブルを起こし…

殺人事件に発展したせいなんです。

それで地底の最高神に裁かれた」

ピコ
「あ〜っもう!地球ってさあ〜っ!カルマとか重力とか、周波数も低いしルールは厳しいし!そのわりに支配者層側のエイリアンは人類に優しくないし!もうね〜君が契約の漫画を描き終えたら、さっさと地球なんか捨ててやるんだ僕は!!(青筋)」

地底の最高神に、ピコと私の共同制作で漫画を描き2027年提出予定)


「そういうわけで私は2027年、第1波の半霊半物質化ビッグウェーブがきたら、なんと、

ピコに魂持ってかれちゃうんですよ!

そんで魂なしの状態で、2028年以降を生きると!(泣笑)」

ピコ

「もともと君の所有権は僕にあるんだよ。

今は君の家族に貸し出してる状態。だから契約の漫画が終わったら、君は返却されるんだ。僕に」


私の所有権という表現、今回初めて聞きましたが…(目を見開く)??」

ピコ
「いちおう君が望むように、死んだ愛亀の欣二銀二の転生した姿と再会するまで生きられるよう創造主神に伝えておくよ。2028年以降は君にとって、しばらくは退屈な日々になるだろうねえ〜。でも君もわかってたろ?小さい頃から。地底の漫画描いたら、そのあと生きる目標なくなっちゃうなあって、思ってたろ?つまりはまぁ、そういうことなんだよ。

せいぜい抜け殻の状態で、新地球に貢献したまえ」


「なぜそんな言われ方しなきゃならないのよ(怒)。質問スルーするし!そういえばあんたさぁ、今朝アストラル体の私をぶったでしょ!許さん!(怒)」

ピコ
「僕はねえ、現代の基準に当てはめると、ほんとに感覚が古くて…

非常に男性優位的な考えを持っている

ので、そういうのもあって、地球からもう、足抜けしたいんだよね」


「男女平等社会はかなり浸透してきてるもんね?」

ピコ
「ほんとだよ。地上のどこを観察してても、男にとっては生きづらいったらないよ。僕が君のパパ上と娘を巡って殺し合いするなんてもってのほか!」


いくら社会が男性優位だったとしても、殺し合いはよくないと思うよ!
そういう意味では、私のパパ上にとっても、生きづらい時代に突入したということになるのかな?パパ上は天空人の祖なんだけど、男性しか出産できないので、生物的にも完全なる男性優位のエイリアンだからね。
それにピコだって、亭主関白を大幅に凌駕する暴力性ダダ漏れ野郎だし!まさか…2028年以降、ピコは私の魂抱えて、またパパ上と殺し合うの?」

ピコ
「そんなめんどくさいことイヤだよ!今だって僕の、持てる限りの魔術と妖力を使って、君と僕の居場所を隠してるんだ。このまま行くよ!」


「えっじゃあ、もしかして今日も、魂抜けた状態なの?私…」

ピコ
君の魂、およびエーテル体、アストラル体は、とうぶん僕が管理する。まだ地上にいる支配層側のエイリアンが、スターシードらを狙ってるから。あと、君を4500年追跡してる、ドルイド教の神もまだ、元気に生きてるし」


「あ、そうそう。説明。ドルイド教は、古い自然崇拝の宗教なんだけど、いわゆる悪魔崇拝なんですよ。彼らは現在、支配層側が使う魔術、悪魔崇拝として、ふつーに残り続けているのです。で、4500年まえ人身御供にされる予定だったのを逃亡したことが原因で、私はずっと追跡されています」

ピコ
地底人にされちゃってから、僕はずっと地底の最下層で、黄泉の国の神を祀ってるんだけど、その神はいわゆる創造主神。つまり最高権力の神にご神事している。そのおかげで君は、今世、支配層側に殺されていないというわけだよ」


「ピコには感謝しかないんですが…それにしてもねえ。乱暴なんだよ!」

ピコ
「君だって審神者(サニワ…霊的存在の正邪、正体を見極めること)だといって、未だに僕にう◯こ投げてくるじゃないか!いくら怒ってもやめないし!」


「だってピコが現れるときって、自分の姿したマネキンとか、オバケを大量によこすじゃん。あとピコが指定した場所が幽霊スポットだったりするから、そういうときもう◯こ出すといろいろわかるんだよ。ただのオバケなら、たいていは汚いといって、去っていくからね」

ピコ
「名案でしょ?とでもいいたげじゃないか。あの見た目のいいサイコなパパ上の娘のわりに、やることが……」


「うるさいなあ。パパ上もピコも、どっちもDV野郎だよ!そして…となりの宇宙のピコはBLで。でもあっちの方が霊格高そうだけど、男の子の私とすんごい血まみれのケンカするんでしょ?」

ピコ
「となりの宇宙の君は、穏やかだよ。すごいいい加減な性格だけど。そしてあっちでは同性同士だから、僕がキレたら君が死にかけるってだけで。
でもさ〜今世の君の実父が、モラハラDVロクデナシ人間とはいえ、なぜか君が男性不信および男性恐怖症ではない理由は、君の魂の生みの親である天祖のパパ上と僕のおかげだと思うんだけど。なんとなく」


「とんでもなく男性優位だけど、ふたりとも行動力というかさ…異常じゃん。願ったことは絶対やり遂げる実行力があるし…それにかなり守られてるって現実があるからね。男性優位のいいところも理解しているつもりなんだよ。いちおう」

ピコ
「君の最大の長所は、付き合いがいいってとこだよ」


「いや、違うと思うよ…。ピコが地の果てまで追いかけてくるからじゃん?となりの宇宙のピコもそうでしょ?パパ上もだけど…死ぬほど粘着質だよね?たまに頼る霊能者も、ピコはヤバい奴、パパ上はサイコすぎるって言ってたよ。それにピコ、凶暴なくせにたまに、泣いてたりするし。よく鬱になるし。人格破綻甚だしいよね?感情の起伏が激しすぎて、ヘタに逃げると魂まで喰われそうだから、付き合わざるを得ない」

ピコ
「あ、うん。普通にそのつもりだけど…逃げたら殺す、魂喰うって。まえ言ったっけ?それ(きょとん)」


「何度も言ってると思うよ!普通にそのつもりとか言うなよ!(泣)」

ピコ
「はぁ…。顕在意識の君はさぁ、ほんとーに、生意気なんだよね。言葉遣いもだけど、言う内容が。可愛げというものがない。ここ1500年内における転生によって、強くなったよね?僕そういうのちょっと、苦手だな」


「その言い方やめなさい!あんたがどんだけ加虐性の高い地底人かって、ここにぜんぶ書いてやりたいよ!もう!」

ピコ
「書いたらいいじゃないか?小説にでもすれば?でも、いざ書き上げてみたら、どうせ大したことないSM小説にしかならないさ」

私「うん…なんかそんな気がするわ…」

ここで会話を中断。

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五月女夕希/野良漫画家
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