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地底人と話し合い

地底の鬼族ピコ「君さ、漫画描きなよ」


「え?いや…だから…描いてるじゃん。昨日だって2枚ペン入れしたよ…」

ピコ
「だーかーらー、そうじゃなくて…商業媒体で!具体的にどこに応募しろって、今からいうよ?◯◯…」


「ちょ…いいよ言わなくて!きのう霊夢で、すごいダイレクトに伝えてきたでしょ、その会社…でも…だってさ…」

ピコ
あのさ!地底世界の漫画!描かなきゃいけないんだよ君は!今世!そういう契約を、地底の最高神(黄泉国の神、国常立大神と同一神)と、してるの!僕らは共同制作者なの!しかも今世がリミット!今世がラストチャンスなんだよ!契約完了できなかったら君も僕も……

黄泉の国にそのまま直行するしかない!!

(バリバリバシャーン!雷音)」


「…う〜ん…でも…でもさ、仕事の電話、いつでも出られる状態じゃないんだよ。手のかかる子育てだし……」

ピコ
「知ってる。でもなんとかなる。保証する」

私「なにそれ??」

ピコ「僕がなんとかする」


「……じゃあ、私のこの、虚弱体質は?いくらピコにアストラル体を鬼化してもらったって言ったって、一般人と同じレベルになれたとすら、いえないじゃん。年始だって、1週間寝込んだんだよ?」

ピコ
「そこの部分はいま僕が、君の肉体を変えるために、こっそりいろいろやってるから、考えなくていい。3月までになんとかする

私「えぇ〜……?」

ピコ
「君は何も考えず、描けばいい。地上の夫のことも考えなくていい。顕在意識では何も覚えていないが、本人のハイヤーセルフとは話はついてる」

「嘘だ!」

ピコ「本当だ」

私「信じられない!!」

ピコ
「あーもう!信じなくてもいいから◯◯に漫画、持ってけったら!すべての準備は整ってるんだよ!霊的な準備!!」

私「…え…ペンネームは…」

ピコ
変えろ。五月女夕希のままだと、ここで描いてることをいくつか削除しなきゃいけなくなるぞ。タブーなことばかり描いてる(書いてる)んだから」

私「それは困る」

ピコ
「君には自由に描ける場所が必要だ。それは五月女夕希でやればいい。五月女は、聖職者だらけの君の先祖のエネルギーを引き込んでる。だからスピリチュアルな内容でマッチしてる。このままでいい。
問題は商業媒体でどうするかだ。今まで通り、姓名判断で名前をつけろ。それについてもヒントをやる。もうひとつの大きな家系のエネルギーを、使えるようにするんだ」


「ねえ、私…不器用なんだよ。ふたつのペンネームを使い分けるとか、できるとは思えない…脳スペック的に…」

ピコ
「じゃあここでの記事、どうするんだ?まさか削除するつもり?
きみ僕と毎回、ろくなやりとりしてないけど、実はすごい重要なこと散りばめてるんだぞ!」


「削除する気はないってば!えーん、どうしよう?だって…どーするの?商業媒体で、なに描くの!?」

ピコ

「地底のことを描いて。ただそれだけ」

私「………」

ピコ
君は表のメディアでは描けないことを表現しなきゃいけないんだよ。それをこの世に遺してほしいわけ。でも五月女夕希の名前で遺すものは直接的すぎて、君の死後、焚書坑儒の憂き目に遭っちゃうんだよ。そういう内容をここで書いてるの!これはこれで重要!だけど…それだけじゃ駄目だから…。
だから違う名前で、消されないようにうまく

エイリアンに目をつけられないように、地底世界のことを、描き遺してほしいんだよ」


「うーん…すごく難しそうなんだけど…」

ピコ
「難しいよ。でも今世の君なら、やれるから。だから、やって」

私「………」

ここで会話を中断。
しばらく考えます。

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五月女夕希/野良漫画家
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