吸血鬼と答え合わせ
私
「今朝、ふと…大昔に「地上に生まれてみたい」と思った記憶が…」
地底に棲む吸血鬼の夫ピコ「蘇ったの?(にやり)」
私「あれは古い記憶なの?」
ピコ
「そうだよ。君は…地上をなんとか…動物を、植物を守りたいなと思ったんだよ」
私「私の中にある根深い分離意識は…?」
ピコ
「もともと分離してない。僕の分霊は君の転生先のどこにでもいた。人間やりすぎて忘れてるだけだよ」
私
「死んだ愛亀の欣二銀二と違って、私の片割れは地上にないと、ずっと思ってたけど…」
ピコ
「地底にいたわけだ。でも、ねえ、この会話、何度繰り返してるの?(にやにや)」
私
「地上の転生歴が長くなっちゃったから、もう、できれば…ずーっと繰り返してほしいよね、このことについて、同じ言葉を」
ピコ
「君の家族は地底にいる。大昔、あるエイリアンたちの悪意によって、地上は長いあいだ牢獄だった。魂たちにとって、地上から逃れられない期間が長かった。でももうそれも終わった。人類の魂は自由になってる」
私「思い出すときがきた…」
ピコ
「そうだ。思い出せ。時期がきた。地底の故郷を持つ者たちに。
あの気まぐれなバビロニア母が、2週間も君に呼びかけ続けたように、君はこのnoteの記事を書き続けて、世の中に呼びかけるんだ」
私
「私ね、まえに、妖精みたいな地底人とグレイタイプの地底人に言われたの。「無農薬農業やるならお前を手伝ってもいい」って」
ピコ
「地上の不浄なものは地面を通過して地底に落ちてくる。僕はそれら、有害邪悪なものをパーツとして使い、創作に活かしてきた。循環させてきた。でも2032年には新地球になるのだから、落ちてくるパーツももう少しクリーンなものに変化していくかもね」
私「変化して、困らないの?」
ピコ
「僕も日々ストイックに学んでるんだよ。地上のジェンダー問題だけじゃなく、有害で邪悪な不成仏霊たちを今までとは違うやり方でリサイクルする方法とかね」
私「そっか…」
ピコ
「きみ、地上に生まれるのがなかなか…くじ運がなくて、僕が代わりに引いたんだよ。覚えてる?」
私
「それは…ちょっと覚えてないかも。でもそのビジョンは視た…気がする」
ピコ「どんどん思い出すよ、これからさらに」
私
「そだっけ?なんかねえ…大昔、あなたのいる地底の、カザン?カサン?という地域に、逃げこんだことは覚えてるよ」
ピコ
「君のストーリーは君自身が想像してるよりずっと、悲惨ではないからね。以前言ってただろ。今世こんなに苦労したわりに、自分は箱入り娘のようだって」
私「そう…なんだよねえ」
ピコ
「宿題を与えよう。君はとりあえず…何もせず、ただ脱力して、自分の肉体とエネルギーに意識を向けて、感覚を研ぎ澄ます時間をつくれ。」
私
「感覚を研ぎ澄ます?これから新しくやらなきゃいけない事なの?」
ピコ
「そうだ。寝る直前でいいから、なにもしない時間をつくって。ただ目を瞑る。指一本動かすな。呼吸以外は、なんにもせずに」
私
「それはもしかして、私の分離不安のヒーリング?」
ピコ
「もちろん。昨日、肉眼では視えないはずの存在である僕が、君の手を握ったのがわかったろ?」
私「うん、わかった。温度があった」
ピコ
「それが僕の物質、体温、周波数だ。思い出すんだ。それだけでいい」
私「………」
ここで会話を中断。
すべてが統合に向かっていく、道の途中。