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地底で意見交換

私「今日の夢、嫌な夢だった…」

地底に棲む夫ピコ
地底のソウルファミリーたちで、地上における君のことについて話し合っていたね(ニヤニヤ)」


漫画をちゃんと仕事にしろと言われて…」

ピコ「うんうん」


「とにかくいろんな意見が飛び交ってたよね。せめてlivedoorブログで漫画の更新がんばれとか」

ピコ「みんないろいろ提案してた」

(いたたまれなかった夢。早く起きればよかった)


「私…ほんとに…労働というものが…ダメで…」

ピコ
「君っていったいなんなんだろうね?4500年前もそうだった。絵を描き竪琴を弾くのに、それを一切労働にしなかった」

私「何も変わってないじゃん…私…」

ピコ
「今まで散々、生命は進化しかしないと君に言い続けといてなんだけど、君のその特性はびっくりするくらい変化しないね。まあでも、当時よりはふにゃふにゃしてないと思うよ。あ、いや、そんなことないか…」

私「…………」

ピコ
「なんかさ…なんでもいいんだけど、毎日必ずやることを決めたらどう?そしてそれを必ずSNSには載せとく。天狗の1P漫画とかさ。他の漫画については、描き溜めてから発表でいいから」

私「毎日必ずやることかぁ…」

ピコ
毎日載せるって重要だよね。コルクの漫画講座でやってたじゃん


「やってた。ああいうふうに、再掲でもいいからとにかく毎日必ず載せるって感じ?」

ピコ
「そうそう。毎日描いてたとしても、ひたすら描き溜める漫画とは別に、毎日どっかで発表する作品がないとダメな気がする。自分で売っていくのなら」

私「そうだねえ…わかったよ…」

(ため息つきつつ、気持ちが下がらないように自分をコントロール中)


「ピコさ、SM小説風のシナリオを連日送ってくれてたじゃん?」

ピコ
「うん。大まかなあらすじは送信し終わったけど。まだ送りたいものはあるけど、君がもう少し描き切ってからにするよ」


「それさ、私が…一般向けな作品を描けるように、要するに…地底から原作を送ってくれてるってことじゃん」

ピコ「まあね。君の描けそうな範囲で」


「そういうのもさ、ありがたいと思うと同時に…顔から血が噴き出そうだよ。私、担当さんと物語について話し合うの、いつも恥ずかしくてつらかったんだよ。ピコは担当さんではないけど、地底から共同制作しにきてくれるわけじゃん。それって同じだよね」

ピコ
「何が恥ずかしいわけ?君さ、自分のやることなすことに対して意識向けすぎ。恥は晒せばいいじゃないか。そうしないと漫画の登場人物の感情も…


「わかった!わかったから!ちょっとストップ!鼻血が出る!」

ピコ「煮ても焼いても食えないな

(両手を広げて肩をすくめる)

私「それ、大昔から言ってたよね…」

ピコ
「話変わるけど、君さ、僕らソウルファミリーの真相、だんだんわかってきたろ?昨日は君が僕を呼び、ダイニングテーブルでタロットを選ばせた。君はそこから、僕の人間だった頃と、地底に潜ってからの人生とを読み取った。どうだった?」

私「なんか…しょんぼりした」

ピコ「どうして?(やたら笑っている、目がキラキラしている)」


結局は日々の生活、日々の努力…あー…眠くなってきたよ…」

ピコ「現実逃避しちゃダメ!

私「呪文を唱え、塔を作れ。1、2、3………塔を作れ、塔を作れ…

(霊夢の中で聞こえた声)

ピコ
そう、塔を作る。僕らで。地底のソウルファミリーたちは共同制作で、作品を作る。地球に残す。物質として。僕らは地球を囲むように覆う死者の魂を、創作に使う。そして死者のリサイクルをして…地球をクリーニングしてる。創作の奴隷でいる目的のひとつに、こういう重要な役割がある」


「あなたは死者の肉体を創作に使ってしまうもんね?」

ピコ
悪魔も悪霊も使うよ。僕は人間だったころ、政治的な目的のためにあらゆる魔術をマスターしていたんだよ。だから邪悪なものも許容範囲だ」


「ソウルファミリーのあなたがそんなだから、私が一昨年カバラや魔術を学ぶのを止めたんだもんね」

ピコ
「だって今さら君に必要ないだろ?そばには僕やバビロニア母がいるんだし」

私「そうだよねえ…」

ピコ
「それに君の契約内容は漫画を描くことなんだ。それが最大優先項目。占いや音叉は副業だ。君の武器はトライデント。真ん中のいちばん太い部分が漫画。両隣が占いと音叉」


人魚アリエルのパパが持ってる武器


魔術なんて学んでも、本業である必要がない」

ピコ
「そうだよ。君には契約がある。君がどんなに…起きてるか寝てるか、差があまりない…ぼんやりした存在だったとしても…やらなきゃならないことはたったひとつ」

私「わかった」

ここで会話は中断。
最近は肉眼でピコを視れるわけではないなりに、
脳で視る、ということがクリアになってきました。
こちらのアクションに対し、ソウルファミリーたちが
返答しようと努力してくれてるからだと思います。
ああ…
今世を生き切らねば…

ご支援いただけると幸いです。 よりよいものを創造していけるよう、取材や制作に使わせていただきます。